カプコン、『バイオハザード ディジェネレーション』でiPhone・iPod touch市場に参入
2009/05/13 06:58
【カプコン(9697)】は2009年5月12日、アップルの「iPhone / iPod touch」用ゲームアプリとして『バイオハザード ディジェネレーション(英語名:Resident Evil: Degeneration)』の発売を開始すると発表した。価格は800円。今後カプコンでは同ソフトを皮切りに、各種ソフトを積極的に投入すると表明している(【発表リリース】)。レーティングは9+。【公式サイトはこちら】。
バイオハザード ディジェネレーション
今回発売される『バイオハザード ディジェネレーション』は、カプコンとソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが共同制作したフルCG映画『バイオハザード ディジェネレーション』を原作としたゲームのアプリ。主人公のレオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドが、突如巻き起こるt-ウイルスによる被害を阻止するため、空港で氾濫するゾンビと壮絶な闘いを繰り広げるストーリーとなっている。
操作面ではゲーム機のコントローラー操作をそのまま画面上に搭載した「バーチャル・コントロール・パッド」で行うほか、本体を傾けて銃弾を再装てん・敵のゾンビを振り払うために本体を振るといった、加速度センサー機能を使った操作方法もできるなど、iPodならではのプレイスタイルも堪能できる。
ゲーム業界では【ハドソン、『数独』などiPhone用ゲーム3タイトルを世界同時配信】など、すでにいくつかのメーカーが参入を果たしている。iPhone・iPod touchでのゲームの展開は、携帯電話やニンテンドーDS・PSPなどの携帯ゲーム機とはまた違った市場環境を受けて、一種の「ゴールドラッシュ」に近い場面も見て取れる。多くのiPhoneユーザーがゲームソフトを望むのならば、そしてゲームメーカーがiPhone市場への興味関心を高めるならば、今後も続々と大手メーカーが参入するだろうし、既存参入メーカーもラインアップを拡充していくに違いない。
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