シャープ、厚さ0.8ミリの携帯機器用太陽電池パネルを開発

2009/05/27 06:25

太陽電池パネル(モジュール)「LR0GC02」イメージ【シャープ(6753)】は2009年5月26日、携帯電話やデジタルカメラなど携帯機器用の太陽電池パネル(モジュール)「LR0GC02」を開発し、7月10日から量産・発売すると発表した。サンプル価格3000円。このタイプのモジュールとしては業界でもっとも薄い、厚さ0.8ミリを実現した(【発表リリース】)。

太陽電池パネル(モジュール)「LR0GC02」
太陽電池パネル(モジュール)「LR0GC02」

太陽光発電はクリーンエネルギーとして注目されており、住宅用はもちろん、携帯機器のバッテリーなどへの展開が進められている。今回開発されたソーラーモジュールは、半導体小型パッケージング技術を駆使して業界最薄レベルの厚さ0.8mmを実現。また、ソーラーセルには、多結晶シリコンを採用し、最大電力300mWの高出力を実現しており、携帯機器の補助電源として省エネに貢献する。さらに、機器メーカーの要望に合わせてセル表面の電極パターンをつくることができるので、携帯機器のデザイン性が高まるという特性がある。

もちろん個人でこのモジュールを購入することはできないし、買ったところで何かに使えるわけではない。他の携帯機器メーカー、例えば携帯電話やデジタルカメラ、携帯音楽プレイヤー、ノートパソコンやいわゆる「5万円ノートパソコン」のようなミニノートパソコン、さらにはそれらを持ち運ぶためのバッグなどを提供する企業がこのモジュールを組み合わせることで、補助電源として太陽光発電を有効に使うことができるようになる。

例えば携帯電話なら、本体に搭載できるサイズでどこまで携帯電話自身の消費電力をまかないきれるのか、実装されてみないと分からない。とはいえ、ここまで薄くなったことで、太陽電池を携帯機器に備え付けることの現実性が、また一歩前進したことには違いない。

スポンサードリンク


コメント(Facebook)


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー