「ちょっとクールで、そして目一杯エレガンテに」な直感商品検索ができる「アイテムミキサー」スタート
2009/06/06 10:47



まずは主要アイテム一覧から、自分の好みに近いグループを選択

「フェミニン」「ベーシック」「カジュアル」「クール」「トレンド」「エレガンス」の6つのスライドバーを調整すると、その設定にあった商品一覧が表示される

「とにかく地味で、トレンドとかカジュアルさなどもなくていいから、ごく普通のものを」とばかりに「ベーシック」のみをマックスにして設定。なるほど……

表示された一覧から各アイテムをクリックするとその詳細、さらにそこから商品購入画面へ移行できる
利用者は「フェミニン(女性らしさ)」「ベーシック」「カジュアル」「クール」「トレンド」「エレガンス」の6つのテイストを示すスライドバーを自分の好みに合わせて上下させる。するとそのスライドバーのそれぞれの位置にマッチした商品の一覧が表示されるという仕組み。この選別については、それぞれの「テイスト(好み)」と関係の深いキーワードを各商品の説明文から抽出し、その影響力の強さから決定しているという(実際には機械的な判断と人間による評価結果を比較した上で調整を行い、精度向上を図っている)。
例えば商品の説明文が「男らしさを演出する綿混ニット。大人っぽい配色にこだわったアーガイル柄は、流行を問わず長く愛用してもらえそう」ならば、「流行を問わず」のキーワードが「トレンド」の位置が低い場合に反応し、「男らしさ」は「フェミニン」が低位置の時に反応する、という具合だ。

該当アイテムがないと
「ありません」のメッセージも
記事作成にあたり、色々とテイストバーをいじって表示されるアイテムを確認したが、操作自身が面白いのに加え、なかなかツボをついた品々を推称してくれる。まるで一流の装飾品コンシェルジェが目の前にいるような気分で、精度はかなり高め。内部ロジック・思考ルーチンそのものはそれほど目新しいものではなく(アマゾンの「こんなものも買ってます」などの推薦ロジックと同系列)、むしろパラメータの設定や調整の部分にぼう大な苦労と努力が必要となるものと思われるが、その努力は報われているといえよう。今後はさらなる精度の向上や、応用などにも期待したい。

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