「世界一シンプルなウェブ放送局」を・フリービットがウェブ公開に特化した低価格ビデオカメラを発売

2009/06/10 07:55

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「ServerMan Scooop by EXEMODE」イメージフリービットは2009年6月8日、ウェブカムコーダーで撮影した動画や写真を素早く放送可能とする低価格のビデオカメラ「ServerMan Scooop by EXEMODE」を同年7月鰰順から発売すると発表した。価格は8000円前後。ハード部分はフリービットが出資しているエグゼモードが担当している。コンセプトは「世界一シンプルなウェブ放送局を実現」とのこと(【発表リリース】)。


「ServerMan Scooop by EXEMODE」
「ServerMan Scooop by EXEMODE」

利用イメージ
利用イメージ

「ServerMan Scooop by EXEMODE」はこれまでの多機能デジタルビデオカメラと異なり、撮影したデータをインターネットで共有することに機能を絞ったデジタルビデオカメラ。動画や写真を撮影後、パソコンとUSBで接続するだけで、カメラ本体に内蔵されているソフトウェア「ServersMan mini ver.2」がサーバーとして起動。ビデオカメラの記憶領域がそのままインターネットに公開され、パソコンのウェブブラウザなどからアクセス可能となる。さらに「ServersMan mini」を利用した即時の公開だけでなく、YouTubeなどのビデオ共有サイトに動画データをアップロードすることも可能となっている。

スペックは130万画素のCMOSイメージセンサー、6480×480ドットで秒間30コマのMotion JPEG録画が可能。 記憶メディアはminiSDカードで、8GBまでのSDHCカードに対応。さらにパソコン連動用としてUSB端子を備えている。

持ち運び可能な携帯情報端末を使って動画をお手軽に撮影し、ウェブ上に公開していくという新しい娯楽スタイルについては、すでに【アメリカで使い捨てビデオが人気、YouTubeなどの動画投稿サイトが拍車】で紹介したように海外で専用端末が発売され人気を集めるなど、さまざまな方面で市場の拡大化が見られる。日本でも携帯電話の動画機能を用いてYouTubeなど動画共有サイトに動画をアップロードする動きが加速する動きを見せており、新たな時代の幕開けを予感させるものがある。

今回発売される「ServerMan Scooop by EXEMODE」がどこまで市場に受け入れられるかはまだ未知数。ただ価格の安さを考えると、「動画を撮影して公開する」というインタラクティブな娯楽・生活スタイルの進展を後押しするだけの期待はできよう。

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