「モバゲータウン」でゲームに関するランキングとアンケート実施へ

2009/06/20 10:07

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ランキングイメージ【ディー・エヌ・エー(2432)】は2009年6月19日、同社が運営する携帯用総合ポータルサイト「モバゲータウン」において、同日からエンターブレイン調査による家庭用ゲームソフトの週間売れ筋ランキングの表示を開始すると発表した。また同年7月からはユーザーのゲーム利用動向に関するアンケートも実施するという(【発表リリース】)。


「モバゲータウン」は2006年2月7日に始まったサービスで、いわゆるキャリア(携帯電話本体の会社)が運営サポートを行う公式サイトではなく「勝手サイト」の代表格。開設後わずか半年後には会員数が140万人を突破し、2008年の3月には400万人を超えるなど、公式サイト顔負けの規模と勢いを誇る。5月末時点の会員数は1419万人。【モバゲータウン会員数1000万人突破・20代ユーザー増加の傾向】にもあるように、圧倒的に若年層の利用が多い。

今回提供が開始される「家庭用ゲームソフトの週間売れ筋ランキング」は、人気コンテンツの一つであり利用者数が毎月伸び続けているとされる「モバゲーニュース」コーナーにある「いろいろランキング」のページに表示される。利用者はエンターブレインが全国より集計した販売データのランキングを、「モバゲータウン」内で閲覧することが可能になる。ディー・エヌ・エー側では今回のランキング掲載を、単純に提供する情報量の増加だけに留めず、ランキングに登場する商品を「モバゲータウン」の公式ショッピングサイト「モバデパ」で購入できるようにし、ゲームソフトの購買促進につなげると考えている。

そしてゲーム利用動向に関するアンケート調査では、「モバゲータウン」ユーザを対象に、普段ゲームを利用しない人の声も調査することが可能になる。このアンケート結果は、エンターブレインが一年に一度発行する『ファミ通ゲーム白書』内で調査データとして掲載される予定。

ランキングの掲載はそれ自身が情報になるだけでなく、利用者の購入のきっかけにもなりうる。お店で「人気の商品ベスト10」(ゲームだけでなく、例えばケーキやお弁当、飲み物でも良い)がリスト化されていると、ついつい上位のものに目が行き、注文・購入したくなるというもの。今回のゲームソフト売れ筋ランキングの掲載は、ゲームを購入する傾向が強い、そして「モバゲータウン」の利用者の多数を占める若年層に対する良いアピールとなることだろう。

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