iPhoneや携帯電話で雑誌が読める・電通が8月に「マガストア」スタート
2009/07/09 07:50



「マガストア」画面イメージ
「マガストア」の設立までの経緯や概要は次の通り。
・電子配信市場はまだ未発達だが成長性は期待できる。そこで電子雑誌コンテンツ販売のためのプラットフォームを開発し提供する必要性を実感。今回の「マガストア」開始に。
・現在20以上の出版社から30誌ほどの雑誌の販売が決定。年内には30社、50誌以上に拡大する見込み。
・プラットフォームはiPhoneアプリ。今後、携帯電話各種公式サイト、パソコン、ゲーム端末(※携帯ゲーム機?)への展開も予定。
・配布「雑誌」は当面広告抜き。将来的には広告配信も予定。
・過去に購入したデータは「何度でも」ダウンロード可能。
・価格帯はアプリそのものが115円(無料版も配布)、雑誌コンテンツは115円から600円程度を想定。
・参加雑誌社は現時点で朝日新聞出版、幻冬舎、講談社、小学館、主婦と生活社、ダイヤモンド社、プレジデント社など。閲覧ができる雑誌は事業がスタートするまでにサイト上に掲載予定。
・現在20以上の出版社から30誌ほどの雑誌の販売が決定。年内には30社、50誌以上に拡大する見込み。
・プラットフォームはiPhoneアプリ。今後、携帯電話各種公式サイト、パソコン、ゲーム端末(※携帯ゲーム機?)への展開も予定。
・配布「雑誌」は当面広告抜き。将来的には広告配信も予定。
・過去に購入したデータは「何度でも」ダウンロード可能。
・価格帯はアプリそのものが115円(無料版も配布)、雑誌コンテンツは115円から600円程度を想定。
・参加雑誌社は現時点で朝日新聞出版、幻冬舎、講談社、小学館、主婦と生活社、ダイヤモンド社、プレジデント社など。閲覧ができる雑誌は事業がスタートするまでにサイト上に掲載予定。
今回発表された「マガストア」は、携帯電話への密着と共に雑誌離れが加速している若年層に対する、雑誌コンテンツのアピールが最重要のポイントと思われる。つまり「紙媒体では若年層に売れない。それなら彼ら・彼女らが日中べったりなモバイル端末で紙媒体のコンテンツを販売してはどうか」という考え方だ。
紙媒体が内容の陳腐化で若年層に受け入れられていないのなら、媒体を変えてもあまり意味はない。しかし単純に媒体そのものが敬遠されているだけ(内容は人気がある)なら、紙媒体からモバイル・デジタル媒体へ代えることで、ある程度受け入れられることだろう。
デジタルコンテンツの有料販売は、携帯電話向けの有料サービスなどで普及が進みつつある。一方で【当日の新聞を朝刊配達時に! 産経新聞がiPhone向け新聞配信サービススタート】にもあるように、総合的な利益を目指して、日々のコンテンツ配信は無料で行うサービスも多数登場している。「マガストア」で展開される具体的な雑誌名や価格はまだ不明だが、既存の紙媒体と同じような価格設定では、普及は難しいかもしれない。

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