TOTO(5332)、生活用品事業から撤退・燃料電池などの新領域事業に注力へ

2009/07/22 07:11

TOTOイメージ【TOTO(5332)】は2009年7月21日、2010年3月末をもって、家庭用品・カー用品・ボディーコートなどの生活用品事業から撤退することを発表した。同社の主事業である「水周り」とは異なる分野において、中長期にわたって安定的に収益を確保することは困難であると判断しての決断と同社では説明している([発表リリース])。

同社の生活用品事業は大きく分けて3部門。

・家庭用品…トイレ用防臭スプレー、浴室用浴室用防汚コート、浴室鏡のくもり止めなど
・カー用品…親水ミラースプレー、高性能クロス、車内消臭スプレーなど
・ボディーコート…カー用品専門ベンダーを通じて、ガソリンスタンド、修理工場などを加盟店化し事業展開

同社全体の直近(2008年3月期)売上高4645億円に対し、これらの事業の売上高は5億円程度に過ぎない。全体の事業に対して貢献度が低いこと、市場環境が厳しくなることで、洗面台や浴槽など主要の水周りと異なる分野では安定的な収益確保は困難であることから、今回撤退を決定した。なおアフターサービスは引き続き対応していくとのこと。

なおTOTOでは同日【創立100周年(2017年)に向けた長期ビジョン(TOTO Vプラン 2017)について】も発表しており、それによると、同社100周年にあたる2017年までに、利益率の高い新領域事業の展開を強化し、同事業の売上500億円・営業利益60億円、全体で売上6000億円・営業利益480億円を目指す。新領域事業ではハイドロテクト(光触媒を用いた空気浄化技術)・燃料電池事業・セラミックスの3本柱を掲げている。

2017年まではあと8年ほどある。それまでにTOTOの目標が達成できるか否か、事業展開の進捗とともに、注意深く見守りたいところだ。

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