「おでん」のつゆをかけていただきます?!ローソンが新しい「うどん」の食べ方を提唱

2009/08/08 09:57

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ローソンのおでんとさぬきうどんイメージ[ローソン(2651)]は2009年8月7日、同年8月18日からローソン店舗(ローソンストア100やナチュラルローソンを除く)において、2009年版の「おでん」を発売すると発表した。今年はおでん各種の他に、おでんのつゆをかけて食べる「さぬきうどん」(価格は税込みで120円)を商品ラインアップとして加える(【発表リリース】)。


2009年版おでんと「さぬきうどん」
2009年版おでんと「さぬきうどん」

【8月から早くも登場・ローソンで肉まん・あんまんなどの中華まん5種発売開始】にもあるようにローソンでは8月中旬以降は体感温度が低下し、温かい食べ物を求めるお客が増えると分析。この時期から各種「温かいサイドメニュー」を発売している。今回の「おでん」などの発売開始も、その分析に従ったもの。

今回は全国共通メニューとして28種類、地域別メニューとして15種類のおでんを用意。さらに今回初の試みとして、「さぬきうどん」を発売する。これはリリースの説明にいわく、

コシのあるさぬきうどんの麺に、さまざまな具材の旨みが溶け込んだあつあつのおでんつゆをかけていただく、新しい召し上がり方の商品です。

とのことで、おでんを入れる容器にさぬきうどんのうどん玉を入れて細切れのネギをふりかけ、そこにおでんがつけられている「つゆ」を汁代わりに入れる形になる。つゆそのものも「旨みのつよい日高産昆布とかおり豊かな鰹節・鯖節をベースに、青森県・岩手県産の牛骨と豚骨のだしを利かせ、“旨み”と“コク”のある濃厚な味わいに仕上げ」たとのこと。説明ではおでんの味わいを深めるため、とあるが、「さぬきうどん」にもマッチするために手を加えたものと考えることもできる。

コンビニでおでんイメージ今回おでんシリーズに「さぬきうどん」という、一風変わった具材、というか主食が加わったのは、非常に面白い試みといえる。これまでおでんの味付けの役割以上の立ち位置に無かった「おでんのつゆ」に、「うどんつゆ」の役割も持たせ(これは半ばつゆを飲むことも想定したものとなる)、つゆの立場を昇華させたことになる。さらにミニサイズのうどん(しる付き)を提供することで、「単独での注文」以外に「おでんをいくつか載せて(あるいは並列して注文して)ちょっとリッチなおでん・うどん」、さらには他のお弁当と合わせて「スープ代わりにさぬきうどんを注文する」という購入スタイルをお客に提案することにもなる。

店員側の手間が増える(少なくともおでん以上の)のが心配だが、「さぬきうどん」の提供は、面白い展開を見せるに違いない。

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