ホントにビックリ、アニメタッチな次世代ビックリマン・「神(しん)ビックリマン」が中国・四国地方で先行発売
2014/03/11 17:15


↑ 「神(しん)ビックリマン」パッケージ
ビックリマン(チョコ)は1977年から発売されているロッテのウエハースチョコ菓子。おまけについてくるシールに描かれているデザイン「ビックリマン」の独特なタッチなどコレクション性が子供に受け入れられ、1980年には大ブームとなり、今なお根強い人気を博している。昨今では「モンスターハンター」「北斗の拳」など多彩な方面とのコラボを展開している。
今回登場するのはいわば21世紀版、次世代型の「ビックリマンチョコ」。従来の「悪魔」「お守り」「天使」が活躍する「ビックリマン」の世界観に現代風の解釈を加え、今の子供だけでなくかつて子供の時に「ビックリマンチョコ」で楽しんだ大人も楽しめる内容に仕立てている。商品名の「神ビックリマン」は「神」をテーマにしたキャラクターが登場することに加え、「新しい」を意味する読み方「新(しん)」にもかけているようだ。
一番の特徴は、登場するキャラクターのデザイン変更。これまでのシンプルで力強く特徴を巧みにデフォルメ化した独特なタッチから、アニメ的な現代風タッチにチェンジ。そしておまけも従来のシールから、よりコレクション性が高く各種ゲームにもアイテムとして登場するトレーディングカード(全51種類。ノーマル36種、レア12種、ヘッド3種)に変更。さらに数字で対戦するカードゲームも楽しめる仕様が実装されている。一方でキャラクタの立ち位置的な構造、例えば悪魔と天使の対立や「悪魔」「お守り」「天使」の関係、ヘッドキャラクターの存在などは継承されている。

↑ シールからトレーディングカードへ。キャラクタイメージも独特の漫画調からアニメ風に

↑ 各キャラの属性などの構造は「ビックリマン」から踏襲
登場キャラはかつての「ビックリマン」同様に昔話などに登場したキャラクタをアレンジしており、名前や特性、ビジュアルから元ネタが分かるようになっている(「鬼ガシ魔」「剣心桃太郎」なら「桃太郎」など)。パッケージにも現代風のイメージキャラを全面に押し立て、次世代基調であることを強力にアピールしている。

↑ 昔話などに関連したキャラクタが各種登場
リリースではこのトレーディングカードを用いた遊び方の解説もあるが、今流行のトレーディングカードバトルに類似したスタイルで、手持ちカードの特性を活かして駆け引きを多分に必要とする内容となっている。
基本的なシステム・構成は継承しているものの、おまけを単純なコレクション性アイテムから対戦ゲーム用のアイテムとして昇華させるため、トレーディングカードという媒体への変更、絵柄の現代風へのシフトなど、アレンジというよりは継承的な新規企画商品にも見える「神(しん)ビックリマン」。先行発売となる中国・四国地方でどこまで今の子供達をはじめとした既存「ビックリマン」層に受け入れられるのか、そして新規顧客層の開拓を成すことができるのか。発売後の動向に注目したいところだ。
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