ホルダー消しゴムとシャーペンを一体化「モノグラフ」登場
2014/04/04 07:30


↑ モノグラフ・ラインアップ
「モノグラフ」は本体を振ることで芯が出せるシャープペンシルと、ホルダー消しゴム(直径5.3ミリ、長さ26ミリ(実用16ミリ))を1本にまとめた文具。シャープペンシルはペンを縦に振ると芯出しが出来る「フレノック機能」、消しゴムは本体の尾部に回してくり出すホルダー消しゴムを実装している。これにより、筆記している持ち手のまま胴軸を振って芯出しをし、ペン回しの要領で胴軸を上下半回転させて字消しが出来るため、素早い筆記が可能になる。
「フレノック機能」の停止はクリップを消しゴム方向に押し上げてスライドさせることで行える。これにより、持ち運びの最中に芯が出っ放しとなったり、さらに芯が飛び出てしまうことを避けられる。またホルダー消しゴムは回転くり出し式を採用。リングを回転させて好みの長さを出して使うことになる。この消しゴム部分は通常のシャープペンに実装されている消しゴムの6.5倍の字消しが可能で、替え芯ならぬ替えゴムも別途発売される(100円・税別/3本入り)。なお芯の補充は従来のシャープペン同様、ホルダーの消しゴムを外して行う。

↑ 芯のロックとホルダー消しゴムの長さ調整の様子
シャープペン付属の消しゴムは本体内部に実装する芯のフタ代わりにもなるため、下手に使い続けるとフタそのものの機能を失ってしまう。それゆえに利用に躊躇してしまうもの。今件「モノグラフ」ではその消しゴムを積極的に使うことを前提として設計されており、消しゴムの長さを数倍(リリースの数字から単純に考えれば6.5倍)に伸ばすだけでなく、ホルダー消しゴム同様の機能を備えて長さを調整できるようにしたのがポイント。発想としてはなるほど感が強く、非常に面白い仕組みといえる。特に「スタンダード」は同社のMONO消しゴムをイメージしたデザインを有しており、そのセンスの良さから多くの人に注目されるに違いない。
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