野菜とフルーツ合わせとな!? ローソンのプレミアムロールケーキに「グリーンスムージー」登場

2014/04/15 07:30


プレミアム グリーンスムージーのロールケーキ(ルバーブ・キウイトッピング)ローソンは2014年4月14日、同社の独自ブランド「ウチカフェスイーツ」のラインアップの一つ「プレミアムロールケーキ」の新作として、野菜とフルーツを使った「プレミアム グリーンスムージーのロールケーキ(ルバーブ・キウイトッピング)」を同年4月22日から同社店舗(ローソンストア100、ローソンマート除く)にて、期間限定で発売すると発表した。価格は190円(税込)(【発表リリース:野菜とフルーツを使った「プレミアム グリーンスムージーのロールケーキ」発売】)。



↑ プレミアム グリーンスムージーのロールケーキ(ルバーブ・キウイトッピング)
↑ プレミアム グリーンスムージーのロールケーキ(ルバーブ・キウイトッピング)

ローソンのプレミアムロールケーキといえば、従来よく見かけるケーキ生地をぐるりと巻いてそのすき間にクリームが挟まっているタイプでは無く、高級品では定番スタイルの、クリームを中央に配してその周囲を帯状にケーキ生地で取り囲んだ「クリームを楽しむ」タイプをはじめてコンビニに本格的に展開したシリーズ。このタイプのロールケーキ、さらには自社独自開発のデザートブームをコンビニ業界に巻き起こしたことで知られている。多種多様な味わいが展開されただけでなく、お客に好きな味わいを投票してもらい、上位を占めた味の組合せを実際に発売する企画も展開された。

今回登場するのは、野菜と果物を組み合わせた、奇抜なスタイルのロールケーキ。ほうれん草やケールなどの「緑の葉野菜」を練り込んだ生地に、りんご・バナナ・マンゴーの3種類の「フルーツ」とはちみつを使ったクリームを入れ、さらにキウイとルバーブ(食用大黄)のコンポート(シロップやワインで煮込んだ素材。ジャムと比べて糖度が低く、素材の食感が残っているのが特徴)をクリーム中央部にトッピングしている。

またクリームの上下層の間にセロリとケールを合わせた野菜ソースを入れて、野菜感をアップしているのも特徴の一つ。生地とクリームをスプーンですくって一緒に口に含むことで、野菜の風味とフルーツクリームのさわやかな味わいの融合を楽しむことができる。

パッケージデザインは中央に商品そのものを大きく描き、周囲には用いている野菜・果物をおおもとの姿で描き、野菜たっぷり感を演出している。パッと見ではロールケーキではなく、野菜サラダの類のように見えてしまうかもしれない。

これまで多種多様な切り口、見せ方のプレミアムロールケーキが登場しているが、野菜を多分に要素として取り入れたのは過去に類を見ない。緑に映える野菜を練り込んだ生地は抹茶系のそれを思わせるが、中央部分にぎっしりと詰められたフルーツと野菜、そしてクリーム内部にサンドされた野菜ソースまで含め、見た目以上に野菜感の強さを覚えることができる。

説明によると「より手軽に野菜やフルーツを食してもらうため」との企画趣旨に基づき今商品が生まれたと記述されている。ビジュアル、内容的にはフルーツサンド系のサンドイッチ的な感はあるが、それだけにどのような味の一体感が生み出されているのか、非常に気になるところではある。


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