100円玉1枚でOKに・ファミマのコーヒー「FAMIMA CAFE」のホット・ブレンドSが20円値下げの100円に
2014/04/17 09:30
ファミリーマートは2014年4月16日、同社が展開しているカウンターでの挽きたてコーヒー「FAMIMA CAFE」の-ホットメニュー・ブレンドSについて、現行120円(税込)のところを同年4月21日から新価格の100円(税込)で販売すると発表した。一部地域(宮崎県、鹿児島県、沖縄県)店舗を除く。容量などは従来のまま(【発表リリース:挽きたてコーヒー「FAMIMA CAFE」ブレンドコーヒーSサイズ100円(税込)に!内容・容量そのまま、お手頃価格に】)。
↑ FAMIMA CAFE
ファミリーマートでは2012年9月から本格的に店内カウンターで挽きたてのコーヒーの提供を開始、2013年11月にはブランド名を従来の「あじわいFamima Cafe'」から「FAMIMA CAFE」に変更し、Sサイズの提供も開始するなどのリニューアルを実施している。高い圧力をかけて抽出する「エスプレッソ抽出式」ならではの香りやコクが特徴で、ミルクメニューのカフェラテは女性に好評を博している。また、このコーヒーに合わせて各種スイーツなどの合わせ買い用商品の展開も積極的に行っている。
今回のホットメニュー・ブレンドS(一番小さいサイズ)の価格引き下げは、「より多くのお客さまにお楽しみいただくため」(リリース原文ママ)と説明があり、同社の淹れたてコーヒーにおける一層のテコ入れの意味があるものと考えられる。同じコンビニ内の淹れたてコーヒーとしては先を行く存在の、セブン-イレブンの「セブンカフェ」では、ホットコーヒー・アイスコーヒー共にR(レギュラーサイズ)が100円(税込)で販売されていることから、これに対抗する意味もあるものと考えれば道理は通る。
ファミリーマートでは先日、複数のお菓子メーカーとの共同開発商品として、多数のオリジナルサイズな「コーヒーに合うミニサイズのお菓子」の展開を開始している。同社ならではのついで買い商品のセールス向上を目指すには、大本のコーヒーのセールスが伸びる必要がある。今件はその意味合いも含まれていたものと考えられる。
100円(税込)という価格は「100円玉1枚」という点で非常に区切りが良く、単なる価格引き下げ分以上の効用が期待できる。お気軽感がそれだけ強くなるからだ。今回の引下げ施策がどこまで効用を発揮することになるのか、今後の動向に注目したい。
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