朝食の味わいを増強・お得に、バーガーキングがモーニングメニューを刷新
2014/04/23 07:30
バーガーキングは2014年4月22日、同社店舗で実施しているモーニングメニューについて、同年4月25日から内容を刷新し、「モーニングバーガー」などの新商品を含む全7種類の専用メニュー「BK MORNING(BK モーニング)」として発売すると発表した。価格はドリンクS付きのコンビで290円・350円・410円、単品は200円・260円・310円(いずれも税込)。午前10時半までの発売(【発表リリース:バーガーキング モーニングメニューを一新!"BK MORNING"4月25日(金)より全7種類を発売!】)。
↑ 新メニュー「BK モーニング」一覧
今回刷新される朝食用メニューでは、これまでの総種類数7タイプというラインアップ数に変わりはないものの、そのうち5種類について新メニューを導入、さらに価格帯もこれまでのコンビ(ドリンクS付き)で290円・390円・490円だったものから290円・350円・410円に変更し、お得感のある選択肢での提供となる。
新商品のラインアップとしては「ビーフハムサンド」が一番の注目アイテム。新たに開発したオリジナルのスライスビーフを使用しているのがポイント。朝食にさっぱりと軽く食せるように塩味をきかせた、厚さ約1ミリのスライスビーフをフレッシュなトマト、スライスオニオンと合わせ、さらにチーズ、マヨネーズと共にライ麦バンズにはさんでいる。
また朝食向けとして軽い食感を実現すべく、さらに健康志向の需要に対応するため、オリジナルの胚芽バンズを新たに開発。この胚芽バンズを「モーニングバーガー」「スパム&チーズ」「ボロネーゼバーガー」「BLTバーガー」の合計4種類に使用する。そしてこれまでの朝食用メニューとしては歯ごたえのあるソーセージとシンプルな旨みが好評を博している「BKホットドッグクラシック」と、具だくさんのタルタルソース、フィッシュパティ、コクのあるチーズの相性が抜群の「フィッシュサンド」は継続発売され、合わせて7種類での展開となる。
消費者の外食需要の変化から、ハンバーガー系など一部のファストフード業界では客足の確保が最重要課題となっている。対応施策の一つとして注目を集めているのが、朝食需要の確保。多忙な朝の時間をファストフードでサポートし、リピーターの確保を図るという発想によるものだが、ハンバーガー系ファストフード店に限っても大手では相次いで朝食メニューの増強に精力を傾けている。
今回のバーガーキングにおける朝食メニューの刷新は、お値打ち感と健康志向への対応という2要素がポイントとなる。この切り口でどこまで新規朝食需要を取り込むことができるのか、同業他社の動向とも合わせ、注目したいところだ。
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