これは便利・ブルートゥースでデータ転送がスイスイできる電子メモパッド「ブギーボード シンク9.7」キングジムから登場
2014/04/23 07:00
キングジムは2014年4月22日、アメリカのKent Displays社の子会社iMPROV ELECTRONICSが開発・販売している電子メモパッド「Boogie Board(ブギーボード)」の新モデルとして、Bluetoothを搭載した「Boogie Board SYNC9.7(ブギーボード シンク9.7)」を、同年5月2日より日本国内で輸入販売することを発表した。価格は1万6000円(税別)。色は黒。9.7インチLCD搭載。サイズは283×190×5ミリ。電池はリチウムイオンバッテリーによる充電式で2時間から4時間の充電で約5日間使用可能(1日4時間使用)。重量は323グラム。スタイラス、USBケーブル同梱(【発表リリース:電子メモパッド「ブギーボード」にBluetoothを搭載したハイスペックモデルが登場!】)。
↑ ブギーボード シンク9.7の利用実践レポート動画。【直接リンクはこちら:Boogie Board Sync 9.7を使ってみた】
↑ ブギーボード シンク9.7全体像(スマートフォンは付いてきません)
「ブギーボード」とはiMPROV ELECTRONICSが開発した感圧式LCDの電子メモパッド。付属のスタイラス(描画用のペン)を使って画面部分に黒板のように書き込む動作をすることで、液晶画面に直接書き込みができ、さらにボタンを押すと瞬時に画面を消去できる、いわゆる「電子黒板」。紙を使わずにメモ感覚で使える軽量の電子メモパッドとして、2010年に輸入販売を開始して以来多種多様なシリーズ商品を展開しており、多方面で好評を博している。
今回発売が決まった「Boogie Board SYNC9.7」は、書いたメモデータを保存・共有できるモデル。本体の「SAVEボタン」を押すだけで、書いた内容をPDFデータとして約6000ファイル保存が可能(1ファイル300KBで換算。2GBのメモリ内蔵)。またシリーズでは初めてとなるBluetoothを搭載し、専用ソフトウェアまたはアプリを使うことで、保存したデータをパソコンやスマートフォンなどの他のデバイスに転送し、共有することができる。
さらに描画中のメモデータを「リアルタイムで」他のデバイスに表示することが可能な「ライブドローイング機能」も新たに追加。会議やプレゼンテーションなど多様なシーンで活かすことができる。また画面には新改良の9.7インチLCDを実装し、従来品に比べ高精度の筆記を実現したほか、充電式のリチウムイオンバッテリーの搭載により、繰り返しでの使用が可能(電池の交換は不可能)。
↑ ブギーボード シンク9.7仕様一覧
形式番号にはBB-6が充てられているが、これは同シリーズではもっとも数字が大きいもので、今機種が最上位モデルであることが分かる。データの即時保存ボタンやブルートゥース機能による他端末との連動性も合わせ、スマートフォンなどとの連動使用を前提としたビジネスライク、あるいはパワーユーザー向けの一品ではある。価格も相応でサクっと購入するのにはやや躊躇するものではあるが、魅力的な機能の数々に、心動かされる人も多いのではないだろうか。
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