ジューシーハンバーグにたっぷり大根おろし、松屋から「和風おろしハンバーグ定食」発売
2014/05/03 11:00


↑ 和風おろしハンバーグ定食
今回発売される「和風おろしハンバーグ定食」は、ふっくらとした重厚感に肉汁たっぷりなハンバーグをベースに、酸味が効いた和風ソースをかけ、その上に大葉と大根おろしをのせた、食べ応えのある一品。さらに添え物としてお皿に配された茄子が、色合いと味にアクセントを添えていく。ずっしりとした肉質のハンバーグと、そのアクの強さを打ち消す和風ソース、さらにはさっぱりとした大根おろしの組合せにより、ボリュームがありながらもさくさくと箸が進みそうな組み合わせとなっているのが嬉しいところ。
また一部の松屋でのみ取り扱いの「鉄皿」メニュー展開店では、容器に入れたスタイルの商品ではなく、よりアツアツ感を堪能できる「鉄皿和風おろしハンバーグセット」(640円、税込)、さらに唐揚げを合わせた「鉄皿和風おろしハンバーグ&唐揚げセット」(760円、税込)が発売される。機会があればこちらでより一層の「ダイナミックな肉質」を堪能するのもありだろう。
商品開発では牛丼御三家において恐らくもっとも積極的と思われる松屋だが、最近では和風色の強いメニュー登場が相次いでいる。今件も洋風のハンバーグを和風に仕立てたスタイルのものであるし、「山形だし牛めし」「味噌漬け牛カルビ定食」「筍牛めし」「おろしポン酢牛めし」など、和の味わいを全面に押し出したものが続々展開されている。洋風のごてごて感を敬遠する、和風のさっぱりとした味覚を好む中堅層以上向けへのアピールと考えることもできる。
昨今の松屋の月次業績を見ると、客単価は比較的堅調なものの、客足の遠のきが目立ち、それが売上を頭打ちにしている傾向がある。あるいは今件和風ハンバーグ定食も含め、和風系への攻勢が続くのは、新たな客層を呼び寄せようという意図の表れなのかもしれない。
■関連記事:
【松屋から山形だし牛めしなるものが出るとのこと】
【なか卯で牛すき丼発売、そして和風牛丼終了!?】
【キムカル丼(松屋)試食(2014年2月22日)】
【ごぼう味噌牛めし(松屋)試食】
【松屋から味噌漬け牛カルビ定食発売】
スポンサードリンク