スシローのラーメン、1か月足らずで100万食達成

2014/05/08 09:30


スシローのラーメン 出汁入り鶏がら醤油味回転寿司のスシローを運営するあきんどスシローは2014年5月7日、同社が同年4月1日から発売を開始したサイドメニュー「出汁入り鶏がら醤油ラーメン」について、発売開始から27日が経過した同年4月27日時点で累計100万食を突破したことを発表した。また同社サイドメニューのランキングでは注文数第1位を占めていることも明らかにしている(【発表リリース:回転寿司のスシロー スシローの“すしに合うラーメン” 『出汁入り鶏がら醤油ラーメン』発売1ヶ月で100万食を突破】)。



↑ 出汁入り鶏がら醤油ラーメン
↑ 出汁入り鶏がら醤油ラーメン

あきんどスシローでは2014年4月1日から新サイドメニューとして「出汁入り鶏がら醤油ラーメン」(280円、税別)の発売を開始した。これは同社の主力メニューであるお寿司にマッチするラーメンをとの考えで開発されたもので、めん類のサイドメニューとしてはすでに提供されている各種うどんとは異なる切り口での展開商品となった。鶏がらをぜい沢に使ったしょう油だれベースに、寿司屋のだしを合わせたスープを用いているのが特徴で、ガッツリとスープを飲み干すことが出来る。また価格も比較的安価なのがポイント。

今回の発表によれば、発売開始から27日経過の4月27日時点で、「出汁入り鶏がら醤油ラーメン」の注文累計は100万食を突破した。同社店舗は現在373店が展開中なので、単純試算で1日1店舗あたり約100食が注文されたことになる。この盛況さを受け、同社のサイドメニューランキングではこれまでトップだった「茶碗蒸し」を抜き、「出汁入り鶏がら醤油ラーメン」がトップについているという。

昨今では大手回転ずしチェーンが相次いでサイドメニューに力を入れ、回転寿司屋のファミリーレストラン化が進んでいる感がある。サイドメニューの充実が図れれば、一般のファミレスでは提供しがたいお寿司も食べられるファミレスとの位置づけを消費者がしてくれることになるので、さらなる集客が望めるとの思惑もあるのだろう。

スシローにおける麺メニューは、今件ラーメンに、えび天うどんなどのうどんが6種類、計7種類に及んでいる。今件の成功を機会に、さらなるラーメンメニューの充足や、めん類の他分野への展開(例えばそば)もありえるかもしれない。


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