米ブランを加えて糖質は2/3に・ローソンご自慢のブランパン、原材料メーカーとの共同開発でリニューアル

2014/05/17 11:00


ブランパンローソンは2014年5月16日、同社が展開している「ブランパン」の生地に米ブラン(米のふすま)を配合し、原材料と製法をこれまでのものから一新した、より低糖質の新「ブランパン」を、同年5月20日から(一部商品は5月27日から)同社店舗(ローソンストア100、ローソンマート除く)で発売すると発表した。ナチュラルローソンでは5月13日から先行販売中。原材料メーカーの鳥越製粉の技術を用い、従来品と比べて糖質を約2/3に抑えることに成功している(【発表リリース:「ブランパン」がより美味しく、より低糖質に】)。



↑ 新ブランパン一例。左からブランパン2個入り、ブランブレッド、ブランのしっとりメロンパン(発酵バター)
↑ 新ブランパン一例。左からブランパン2個入り、ブランブレッド、ブランのしっとりメロンパン(発酵バター)

ローソンでは2012年6月から小麦粉そのものと比べて糖質の少ないブラン(小麦の外皮)を生地に使ったブランパンシリーズを展開。その健康志向的なコンセプトが好評を博し、これまでに累計で3500万個を売り上げる実績を挙げている。展開種類は食卓パンに限らず菓子パン、さらには惣菜パンにまで及び、その需要の幅広さを物語っている。さらに同シリーズのリピート率は45.3%(リリースママ)と、ローソンのオリジナル商品では最高の値を示しているとのこと。

今回発表されたのは、そのブランパンシリーズにおいて、従来の小麦ブランに加え、香りが一層優しい米ブランをも配合するというもの。これにより独特の香りを低減し、さらにしっとり・ふんわりとした食感を実現する。そして従来の小麦ブランに加えて、より低糖質な米ブランを配合することで、糖質のさらなる低減に成功している。これにより多くの品目で、従来のブランパンよりも糖質は約2/3ほどに引き下げられた。また「希少糖」「キヌア」など健康面で注目を集めている素材を積極導入し、健康要素を一層プラスしていくとも説明している。

今回発表された新ブランパンのラインアップは、5月20日・27日登場分を合わせて8種類。ナチュラルローソンではさらに5種類が追加で展開される。

↑ ローソン・ナチュラルローソン共通のブランパンシリーズ
↑ ローソン・ナチュラルローソン共通のブランパンシリーズ

今回ブランパンシリーズのパンに米ブランを加えて糖質の軽減などを推し量ったのは、原材料メーカーの鳥越製粉の高い技術力と、ローソンイノベーションラボとのコラボによるもの。このローソンイノベーションラボとはローソンの顧客データと、ローソンと取引のあるメーカーの特性・技術・原材料などの各種情報やリソースを組み合わせ、より良い、より価値のある商品を生み出すアプローチを行うことを目的とした部局。今ブランパンのリニューアルは、この仕組みを活用したものとなる。

糖質を気にする人にとっては、誠に朗報に違いない。一方米ブランを配合することで、どのように味わい、食感に変化が生じているのか、これまでブランパンを常食してきた人には気になるところだ。


■関連記事:
【顧客需要データを基に原材料と開発メーカーを握手させる事業「イノベーションラボ」、ローソンで開始・第一弾はウォーキング時にマッチしたガムとタブレット】
【カロリーと糖質ひかえめ…ローソンのブランシリーズ新作はサンドイッチ・パン・スイーツの3本立て】
【熱量・糖質を抑えたブランパンのプレーンタイプ、ローソンから発売】
【熱量約250Kcal・糖質11グラム強…ブランパンを使ったサンドイッチ2種、ローソンから登場】
【希少糖とブランの素敵なあわせ技・北海道小豆で作ったブランのあんぱん(希少糖入)、ローソンから発売】



スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー