これは驚き、カラムーチョ初のノンフライ「カラムーチョZ」7月14日からコンビニ先行発売
2014/06/18 13:05


↑ 左からカラムーチョZ ホットチリ味、同ドライチリ味
同社では日清食品グループと共同で開発した、油で揚げないポテトチップス「ポテのん」を2013年7月に発売したのを皮きりに、2014年4月には「ノンフライすっぱムーチョ」を発売。フライ系特有の味の濃さやカロリーを気にする人への訴求力は大きく、ノンフライスナック界隈はもちろん、スナック系全体の市場にも小さからぬインパクトを与えている。今回登場する「カラムーチョZ」はそれらに続く、湖池屋のノンフライスナック市場への挑戦状的商品でもある。
一方「カラムーチョ」自身は1984年9月の発売以来、多種多様な進化を遂げながら30年に渡る歴史を歩んできた。そのブランドの歴史上では初となる、ノンフライタイプの商品が、今回の「カラムーチョZ」。商品名についている「Z」はアルファベットの最後に位置する文字であることから究極をイメージしており、ノンフライでありながらも辛くて美味しい商品に仕上げている(リリースの表現にいわく「油で揚げないのに『カラムーチョ』のおいしさそのまま」)。
味わいは2タイプ。「ホットチリ味」は辛味と美味しさに渋みをプラスし、味の深さを一段と強めた、大人にも十分満足のいく味わい。「ドライチリ味」は辛味と美味しさに山椒やブラックペッパーなどを加えることで、スパイシーな刺激にキレとコクを加えている。「ノンフライってことはカロリーは?」と心配する人がいるかもしれないが、写真によればホットチリ味は126kcal、ドライチリ味は127kcalとのこと。
調理法をノンフライ化し味わい的に「Z」を自ら名乗るのに合わせ、従来の袋詰めタイプでは無く、持ち運びがし易いカップスタイルに変更(4年ほど前に発売された「カラムーチョの種」で同型のカップ式容器が採用されたことはある)。商品イメージでもある「Z」を大胆にカップの側面に大きく描くデザインも合わせ、若年層へのアピールを想定した商品であることが分かる。
「カラムーチョ」ファンはもちろんだが、フライ系スナック全般が好きな人にとっては、半ば挑戦状的な意欲作ともいえる今件商品。「カラムーチョ」独特のあのしびれる辛味、さくさく感を維持しつつ、ノンフライ製法により手に取った時のべた付き感や食べた後のじっとり感がどこまで払拭されているのか、非常に気になる新商品ではある。
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