300万個突破・シンプルでしっかりとした味わい、ローソンの大人向けオリジナル菓子がヒットセールに

2014/07/04 10:30


新作「ブラン堅焼きおっとっと」ローソンは2014年7月3日、同社が同年5月20日から発売を開始した、健康志向の大人向けオリジナル菓子の販売数が、1か月強の期間で300万個を突破したと発表した。また30代・40代からの支持が厚く、概算で日本国内の同世代において15人に1人が購入した計算になるという。これに合わせ同年7月8日からは新商品として「ブラン堅焼きおっとっと」の発売も行われることとなった(【発表リリース:健康志向の「大人向け」オリジナル菓子がヒット】)。



↑ ナチュラルローソンブランド オリジナル健康菓子
↑ ナチュラルローソンブランド オリジナル健康菓子

今回販売数が堅調であることが公開された「大人向け菓子」は、ローソンが2014年5月20日から展開中の、プライベートブランドの一つ「ナチュラルローソン」(同名の店舗名にもあやかっている)のシリーズ。子供向け菓子とコンセプトを異にしており、原材料にリッチさを覚えるものを使ったり、苦味やスパイスを効かせて大人向けの味に工夫するなど、大人が食することを前提とした趣向が凝らしてある。

原材料には小麦ブランや乳酸菌、こんにゃく、野菜などを用い、菓子分野に長けた複数のメーカーの協力を得て、「熱量200kcal以下」「糖質10グラム以下」「塩分0.5グラム以下」(1パッケージ当たり)のいずれかの基準を満たすように開発されている。またパッケージもシリーズ共通の落ち着いた色合い、商品のビジュアルを前面に押し立てたプライベートブランド商品的な見た目で、子供っぽさを覚えないものとしており、大人が手にしても違和感が無いようにしているのもポイント。

今回の発表によれば発売開始から1か月強で、今シリーズ全種類合わせて300万個を販売したとのこと。特に女性30代・40代からの支持が厚く、この層だけで110万個を売り上げている。総務省の人口推計において同世代の人口(1718万人)で単純試算(期間中に1人1個購入)すると、15人に1人が買った計算となる。また詳細データは公開されていないが、全購入者の大よそ2/3が女性陣で占められ、女性10代から40代までで全購入数のほぼ半分が買われており、若年層の女性から大いに好かれていることが分かる。

↑ 新作の「ブラン堅焼きおっとっと」
↑ 新作の「ブラン堅焼きおっとっと」

この好調さに合わせ、16種類めとなる新商品「ブラン堅焼きおっとっと」が7月8日から発売される。これはお魚の形をした子供向け菓子として知られている「おっとっと」を、糖質が少なく食物繊維の豊富な小麦ブランを使用し、ノンフライで健康志向的な形として仕上げた一品。バリバリと軽快な食感が出るように固めに仕上げることで、食感の楽しみを提供すると共に、「かむ」行為そのものを推し進めることもできる。大人向けとはあるが、子供にもポイントの高い一品に違いない。

コンビニの利用者の年齢構成が上昇しつつあることは複数のデータが裏付けしているが、それに合わせ今件商品のように「オトナへの提案」的な商品も増えている。そして子供にしても、ちょっと大人びた雰囲気を体験するのには良い機会となる商品かもしれない。


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