特典を見える化・モスバーガーのプリペイドカード「モスカード」に「MOSポイント」制度導入

2014/07/04 09:30


モスカードハンバーガーチェーン店モスバーガーを運営するモスフードサービスは2014年7月3日、モスバーガーで用いているチャージ式のプリペイドカード「MOS CARD(モスカード)」において「MOSポイント」制度を導入すると発表した。入金金額と「MOSポイント」を分けて管理し、それぞれがレシートに表示されるようになる(【発表リリース:「MOSポイント」として“貯まる、利用できる”システムへ 「MOS CARD」に特典ポイント制度を導入 期間限定で「朝モス来店特典」としてMOSポイントを付与】)。



↑ 通常時入金イメージ
↑ 通常時入金イメージ

モスバーガーでは2012年4月から、チャージ式のプリペイドカード「モスカード」の導入を実施している。これは繰り返し入金できるタイプのプリペイドカードで、小銭などを用いなくても気軽に支払いを可能とするもの。ウェブからカードに入金ができる、誕生月には毎月500名にハンバーガーのプレゼント、モスカード情報登録者限定のクーポン配信、毎月特定期間にチャージを行うことでボーナスポイントが付加されるなどの特典が実装されている。このボーナスポイントは半ばチャージ金額と同一化されており、同カードを使って商品を購入する際には、自動的にポイントが優先して利用されていた。

今回導入される「MOSポイント」制度では、ポイントを貯めてまとめて利用できる貯蓄感を実体験できるように、カードに入金した金額と付与されたポイントを分けて管理するもの。このポイントの残高はレシートに表示され、10ポイント単位でモスバーガー店舗での会計の際に利用できる。「MOSポイント」の有効期限は最終付与もしくは最終利用から1年間。

また今回の「MOSポイント」導入に合わせ、2014年7月19日から8月25日の期間限定で、「朝モス来店特典ポイント付与」のキャンペーンを実施する。朝モスの時間帯(午前7時から午前10時半)にモスカードを使って会計をすると、1会計あたり来店特典として「MOSポイント」が5ポイント付与される。

これまでのモスカードにおける特典的なポイントは半ば以上、本当の意味でのオマケ的な存在だったといえる。元々プリペイドカードであり、ポイントカードとは性質を半ば異にするものであったのだから、仕方が無かったのかもしれない。今回「MOSポイント」と明確な区切りを設け、自動的に優先して消費されてしまうことなく蓄積ができることで、他社のポイントカード同様にポイントを貯めていく楽しみを得ることになる。モスバーガーを愛用している人には、ちょっと嬉しい話に違いない。

また「朝モス来店特典ポイント付与」にもある通り、同社が朝食メニューへの注力をしていることが改めて明らかにされたことも注目に値する。リリースでもそのままズバリ「朝食時間帯強化の一環です」と書かれており、その気概をうかがうことができよう。



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