そうか、こういうのもあるんだ…郵便局で「お盆玉」用ポチ袋発売

2014/07/10 08:00


郵便局で発売予定の「お盆玉」日本郵便は2014年7月8日、お盆の時期向けの新商品として小さなのし袋(ポチ袋)「お盆玉袋」6種類を同年7月14日から発売すると発表した。それぞれ3枚入りで価格は162円・216円(税込)。数量限定販売で無くなり次第終了(【発表リリース:お子様やお孫様へ夏におくる「お盆玉」はいかかですか~ 「お盆玉袋」を新発売】)。



↑ 郵便局で発売予定の「お盆玉」
↑ 郵便局で発売予定の「お盆玉」

お正月に少々大きめな額のお小遣いを子供達に渡す際、その小遣いそのものを「お年玉」、それを入れる袋を「お年玉袋」と呼ぶのは誰もが知るところ。それと類似した話で、夏に渡す小遣いのことを「お盆玉」と呼び、由来は江戸時代の一部地方で奉公人に「お盆小遣い」をわたす習慣があったとリリースでは説明されている。もっとも「お盆玉」という言葉が商業的な観点で用いられはじめたのは10年ほど前のもよう。また、「お盆玉」なる言葉が用いられなくとも、夏の帰省時に祖父母から小遣いをいただくのは良くある話。

今回登場する「お盆玉袋」は、帰省などの機会で夏に非日常的な小遣いを渡す場面が生じる際に、お小遣い袋として用いてはいかがだろうかという提案型の商品。帰省する機会は誰にでも生じえることを考えると、対象は非常に幅広いものとなる。

「お盆玉袋」のデザインは6種類。それぞれ「雲とひまわり」「クマとスイカ」「カニ」「花模様」「金魚 箔仕上げ」「ひまわり 箔仕上げ」が描かれている。テキストとして「おぼんだま」「お盆玉」「おこづかい」「ほんのきもち」とそれぞれ別のメッセージが書かれているが、表したい内容は同じ。シンプルでさっぱりとした、爽快感を覚える夏の雰囲気がかもされるビジュアルとなっている。受け取る側には「お年玉袋」とはまた異なる夏の情景と共に、ちょっとした期待、そして贈り手側の気持ちを手に取ることができるに違いない。


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