そうか、こういうのもあるんだ…郵便局で「お盆玉」用ポチ袋発売
2014/07/10 08:00


↑ 郵便局で発売予定の「お盆玉」
お正月に少々大きめな額のお小遣いを子供達に渡す際、その小遣いそのものを「お年玉」、それを入れる袋を「お年玉袋」と呼ぶのは誰もが知るところ。それと類似した話で、夏に渡す小遣いのことを「お盆玉」と呼び、由来は江戸時代の一部地方で奉公人に「お盆小遣い」をわたす習慣があったとリリースでは説明されている。もっとも「お盆玉」という言葉が商業的な観点で用いられはじめたのは10年ほど前のもよう。また、「お盆玉」なる言葉が用いられなくとも、夏の帰省時に祖父母から小遣いをいただくのは良くある話。
今回登場する「お盆玉袋」は、帰省などの機会で夏に非日常的な小遣いを渡す場面が生じる際に、お小遣い袋として用いてはいかがだろうかという提案型の商品。帰省する機会は誰にでも生じえることを考えると、対象は非常に幅広いものとなる。
「お盆玉袋」のデザインは6種類。それぞれ「雲とひまわり」「クマとスイカ」「カニ」「花模様」「金魚 箔仕上げ」「ひまわり 箔仕上げ」が描かれている。テキストとして「おぼんだま」「お盆玉」「おこづかい」「ほんのきもち」とそれぞれ別のメッセージが書かれているが、表したい内容は同じ。シンプルでさっぱりとした、爽快感を覚える夏の雰囲気がかもされるビジュアルとなっている。受け取る側には「お年玉袋」とはまた異なる夏の情景と共に、ちょっとした期待、そして贈り手側の気持ちを手に取ることができるに違いない。
■関連記事:
【今年お年玉をもらえた人数は平均5.5人、「ゼロ」も2.0%】
【お年玉 すぐに使うは少数派 多くは預貯金・親へ預ける】
【お年玉 自分で作った ポチ袋 心を込めて 手渡ししよう】
【「お盆玉」って何?】
スポンサードリンク