甘酒がアイスに!? 森永の甘酒が「甘酒アイス」になって登場
2014/07/12 09:00


↑ 甘酒アイス
「甘酒」は季節的には冬に飲まれるイメージがあり、またひな祭りの際には欠かせないアイテムとしてよく知られている。しかし俳句では夏の季語とされ、江戸時代からは夏の暑さ対策の飲料として用いられていたとのこと。さらに昨今では原材料となる糀(こうじ)が調味料として注目を集めた関係もあり、江戸時代同様に夏バテ対策のアイテムとして熱い視線を浴びている。森永製菓が発売中の「冷やし甘酒」に限っても、2013年度は2010年度の売上の約7.5倍(!)にも達するほどのものであったという。今回登場する「甘酒アイス」は、それら昨今の甘酒への需要増加に応えた、新しい切り口での味わいの提供となる。
「甘酒アイス」は「森永甘酒」同様に、こだわりの酒粕(さけかす。日本酒などのもろみを圧搾した後に残る白い固形物)と米麹を使うことで、「森永甘酒」の味わいを再現した、いわば大人向けのカップアイス。甘酒独特のふくよかで芳醇な風味を持ちつつ、すっきりとした後味を楽しめる。
パッケージは同社の缶入りの「甘酒」を踏襲したビジュアル。赤地に白抜きで花のマークを多数描いて模様と成し、上部には大きく白抜きをして商品名「甘酒アイス」を書き連ねているが、イメージの対象となった「甘酒」の部分を大きく、「アイス」の部分を少し小さく描くことで、「甘酒」のファンへのアピール度をさらに強いものとしている。一方でその下に丸い切抜きで青の背景と共に商品そのもののビジュアルを配し、目立つ形でどのような中身なのかを見せている。
糀の流行で甘酒も注目されていることは見聞きした人は多いはずだが、ここまで甘酒の需要が伸びているとはやや驚き。そしてさらに、今件のように甘酒のアイスクリームが登場するのはさらに驚かされる。甘酒を好んで飲む人はもちろんだが、ひな祭りなどで稀にしか飲まないものの、あの独特の味を知っている人にも「どのような味が楽しめるのだろうか」と興味関心を覚えさせずにはいられない一品。ぱっと見も印象深く、そして分かりやすく、大いに注目を集めることだろう。
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