リポビタンゴールドの指定医薬部外品「v」、セブン-イレブンなどで先行発売
2014/08/01 07:30
セブン&アイ・ホールディングスと大正製薬は2014年7月31日、同年8月6日から指定医薬部外品ミニドリンク剤「リポビタンゴールドv」をセブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート、セブン美のガーデン、アインファーマシーズで先行発売すると発表した。価格は302円(税込)。内容量50ミリリットル。成人(15歳以上)1日1回1本服用(【発表リリース:指定医薬部外品ミニドリンク剤 「リポビタンゴールドV」指定医薬部外品となって8月6日(水)からセブン&アイ・ホールディングス各社で先行発売】)。
↑ リポビタンゴールドv
医薬品ミニドリンク剤の「リポビタンゴールド」は「飲みやすくて効き目がある」などの定評を有する、発売35年を超える老舗的ドリンク剤。「エース」「N」が第2類医薬品として、「Jr.」が第3類医薬品、「Dキッズ」「こども」が指定医薬部外品として展開中。
今回登場する「リポビタンゴールドv」はその処方をベースとし、指定医薬部外品として開発された一品。指定医薬部外品であることから、コンビニやスーパーなどでも提供できるようになった。主成分としてタウリンが1500ミリグラム、「リポビタンゴールド」シリーズの特徴でもある成分ローヤルゼリーが200ミリグラム、さらに滋養強壮薬として知られているショウキョウ、陳皮、トウキ、そして各種ビタミンなど11成分を配合している。説明にいわく、リポビタンゴールドの風味の特徴である濃厚感、バランスのとれた甘みと酸味、すっきりとした風味はそのまま継承されている。
パッケージデザインは「リポビタンゴールド」シリーズのイメージを引き継ぎつつ、効用やプレミアム感が一層引き立つよう、シックで落ち着いたデザインを成している。
昨今では大手コンビニが相次いで有名ブランドのスイーツやドリンクの企業と手を結び、その有力ブランドのコンビニ限定版を開発し発売したり、一般販売用の商品を先行展開し、プレミアムをもたせる商品戦略を積極的に行っている。今回もその類の切り口だが、よもや医薬品ミニドリンク剤の分野で切りこんでくるとは、想像がし難かったのは否めない。
手軽に商品を購入できる点では他業種が叶わないコンビニなどで、「リポビタンゴールドv」がどこまで認知され手に取られるのか。あるいは商品自身にとっても、良い試金石、テストケースとなるのかもしれない。
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