ビターなチョコが再び流行る!? カカオ分74%なチョコが森永製菓から登場、小枝のビター版も合わせて発売
2014/08/19 08:00


↑ カカオのちから
今回登場する「カカオのちから」は、カカオ分74%を配合したのが最大の特徴なダークチョコレート。これによりカカオポリフェノールの含有量は104ミリグラム(1枚当たり)となる。昨今ではカカオポリフェノールの健康効果が注目され、それと共にカカオ分が高いダークチョコレートにも人気が集まりつつある。そこで「カカオのちから」ではカカオ分の高いチョコレートにありがちな苦みや酸味を抑え、後味をすっきりとしたものに仕上げ、毎日おいしく食べられるようにしている。
パッケージデザインはダークチョコレートを想起させる黒を基調とし、さらに中央に大きくカカオ豆をジグゾーパズル状に描いている。カカオ豆が多分に含まれていることをアピールしているのだが、単純にカカオ豆そのものを描くのではなく、ジグゾーパズルのようなデザインと成すことで、見た目のインパクトに加え、カカオそのものの姿は見えないがカカオ分が多分に含まれている商品特性を想起させる。またその色合いは大人向けを想起させ、健康を気にしがちな中堅層以降に目を留めさせる役割も担っている。
同時期に「小枝」の新商品として「小枝<ビター>」も登場する。

↑ 小枝<ビター>
こちらは造形そのものは通常の「小枝」と変わらないが、使っているチョコレートはカカオの風味を感じつつ、苦味や酸味を抑えることで、後切れのよい大人向けのコンビネーションチョコレート(具材の焼き物のサクサク感とチョコレートの美味しさのバランスが楽しめるチョコレート)に仕上げている。同時発売される「カカオのちから」同様に、ビターなチョコを思わせる黒を基調色とし、落ち着いたデザインと色合いでまとめられたパッケージは、まるでペアな商品であるかのようなスタイルを成している。
今から7、8年ほど前にはカカオポリフェノールの効用に注目が集まり、カカオ分が60%、70%、中には99%といったチョコレートが続々と発売され、商品名にもそのカカオ分の含有比率が全面に押し出されたものが登場した時期があった。しかし効用はともかく苦味が大きいことから、一過性のものとしていつしか商品棚からその姿を消していった。
昨今では再びカカオに目が向けられているとのことだが、その流れでカカオ分の含有量が高いチョコレートがずらりとチョコレートコーナーに並ぶことになるのだろうか。今回の「カカオのちから」などでは、最大のハードルだった苦みや酸味を抑えているとのことだが、その出来栄えはいかがなのものか。チョコレート好きには非常に気になる、そして楽しみな新商品に違いない。
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