マクドナルドの昼に定番メニュー「昼マック」が登場
2014/10/01 08:05


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今回登場するセットメニューは、昼メニューの中でメインメニューとして定番のバーガーメニュー「ビッグマック」「クォーターパウンダー・チーズ」「えびフィレオ」「ダブルチーズバーガー」「ベーコンレタスバーガー」「チキンフィレオ」「てりやきマックバーガー」「フィレオフィッシュ」「チーズバーガー」「チキンクリスプ」の計10品目について、それぞれマックフライポテト(M)とドリンク(M)をセットのサイドメニューとして組合せ、昼向けのシンプルなセットにてお値打ち価格で提供するという試み。同社ではすでに朝の時間帯に「朝マック」と命名し、多様なメニューを展開しているが、今後それに相対するような名前の「昼マック」が平日・ランチタイム限定のセットメニューとして提供されることになる(単品商品名では無いことに注意)。
通常これらの組合せはバリューセットとして発売されているが、価格は上記にある通り地域毎の変動価格だった。今回の「昼マック」ではすべての地域で均一価格、しかも従来のバリューセット価格よりはお値打ちでの提供となる(例えば「チキンクリスプ」のバリューセットの場合、474円から535円での提供だが、「昼マック」では350円)。
またこれらの価格に60円(バリューセットでは61円だった)を追加することで、マックフライポテトとドリンクをそれぞれLサイズに、あるいはマックフライポテトの代わりにサイドサラダとドリンクLの組合せとして提供を受けることも可能となる。
なお今回の「昼マック」提供開始に伴い、同じ時間帯にほぼ同じ考え方・組合せで提供されていた「マックランチ」は2014年10月7日付で提供が終了する。
説明によると今回この価格帯の設定の背景には、サラリーマンの平均的なランチ予算があるとのこと(【30年余りのサラリーマン昼食代推移をグラフ化してみる】)。従来のマックランチの価格が565円・515円・463円(Sセットは401円)であることを考えれば、確かにお値打ちでお財布には優しいものとなる。定期的に訪れるお昼時のメニューへの選択肢の提案をすることで、来客機会の増加・リピーターの確保を模索したものと考えられるが、どこまで就業者のハートをつかむことができるだろうか。「昼マック」の成果に注目したいところだ。
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