コンビニ初の特保なオリジナル調理めんやパン、ローソンから発売

2014/10/09 08:16


特食パン2枚入りローソンは2014年10月8日、食後の血糖値上昇抑制効果が期待できるとして特定保健用食品(特保)の許可を受けた新商品「食物繊維入りそば」「特食パン2枚入り」「からだ応援ロール」の3品目を同年10月21日以降順次、同社店舗(ローソンストア100、ローソンマート除く)で発売すると発表した。価格はそれぞれ380円・120円・120円(税込)。販売エリアはそれぞれ関東、沖縄を除く全国、東北・関東・甲信越・中部・近畿・中四国(【発表リリース:特保許可のオリジナルそばとパンを発売】)。



↑ 左から「食物繊維入りそば」「特食パン2枚入り」「からだ応援ロール2個入り」
↑ 左から「食物繊維入りそば」「特食パン2枚入り」「からだ応援ロール2個入り」

今回発売される商品群のうち「食物繊維入りそば」「からだ応援ロール2個入り」の2品目には、トウモロコシデンプン由来の水溶性の食物繊維である「難消化性デキストリン」を、そして「特食パン2枚入り」にはタピオカデンプン由来の消化吸収されにくい炭水化物の「難消化性再結晶アミロース」が配合されており、いずれの成分も食後の血糖値の上昇をおだやかにする効用がある。例えば「特食パン2枚入り」を食べた後の血糖値の上昇率を計測したところ、通常のパンを食した場合と比較して、約15%低減することが判明しているという。

このような効用を受け、今回特保の許可を受けたわけだが、他社商品の店舗での発売はともかく、自社で独自開発した特保の調理麺とパンを展開するのは、日本のコンビニ業界では今回が初めてとのこと。

ローソンでは2012年6月に「ブラン」(小麦の外皮(ふすま))を小麦の代替品として一部利用して糖質を下げたタイプの低糖質パンを発売し、女性や糖質の摂取に気を使う層から好評を博し、現在も逐次新商品を展開している。また昨今では希少糖を用いたデザートなども発売するなど、健康に配慮をしている人の需要に応える商品開発・発売に注力している。

プライベートブランド商品で特保マークがついたものを見るのは滅多にない。そのレア感に驚き、そしてポイントの高さに納得して手を取る人も少なからずいるだろう。今回はそばとパンという、主食系の食材によるラインアップのため、普段の食事のローテーションにスマートな形で組み込めるのも嬉しい話ではある。


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