25周年目のリニューアル、まるごとバナナがより美味しくなって新展開
2014/10/21 09:47
山崎製パンは2014年10月20日、同社のロングセラー洋菓子「まるごとバナナ」について、同年11月1日からリニューアルを実施した商品を展開すると発表した。スポンジの質の向上やバナナの味わいを深め、さらにパッケージデザインを当初のデザインに模した形としている。価格はオープン価格(【発表リリース:「まるごとバナナ」をリニューアル発売 25年目を迎えたロングセラー、さらにおいしく】)。
↑ まるごとバナナ(リニューアル版)
「まるごとバナナ」は1990年に発売を開始した、バナナをメインの具に沿えた冷蔵タイプの洋菓子。素材としてはバナナをたっぷりと使ったスポンジケーキではあるのだが、そのバナナをメインとするために、バナナそのものを一本中心に配し、それをホイップクリームで包み、さらにスポンジケーキで包み込んでいる。大型のどら焼きを横長に引き延ばしたような感もある体裁だが、その形の独特さ、ボリューム感、そしてシンプルな中にも絶妙な具材の組合せにより生み出されるバナナならではの甘味がかもす美味しさ、その上、手で持って食べられるお手軽さが受け、「ちょっとリッチで量的にも満足のいくスイーツ」としての不動の立ち位置を確保している。
今回は発売から25周年を迎えたにあたり、品質の向上を推し量り、それを果たすこととなった。具体的にはスポンジにおいて卵の比率を10%増やしし、風味を底上げ、さらに国産小麦粉を配合することでしっとりとした口どけがより一層充実することとなった。またメインとなるバナナに関しても、熟成期間が長いバナナを採用したことで、より甘みのある、果物感の強い仕上がりとなっている。
パッケージデザインも発売当初の金箔ラベルを使用したデザインを再現し、昔から「まるごとバナナ」を食している人には懐かしみを覚え、かつての情景がよみがえるような演出を施している。
スーパーやコンビニなどのチルドスイーツコーナーでも良く見かけるお馴染みの「まるごとバナナ」。そのリニューアルを見聞きし、喜びと期待に胸をふくらませる人も少なくあるまい。
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