新しいレディーボーデンは小柄なサイズ、シニア世代に「毎日どうぞ」

2015/02/09 17:09


大人のひととき レディーボーデンロッテアイスは2015年2月9日、同社のアイスクリームブランド「レディーボーデン」において、適量なサイズによる提供スタイルのシリーズ「大人のひととき レディーボーデン」を同年2月16日から発売すると発表した。カップ6種類、バータイプ2種類、ひと口タイプ1種類の計9種類。価格はいずれもオープン価格で想定小売価格は100円前後(税別)(【発表リリース:シニア世代に向けて。毎日食べる私のアイス。「大人のひととき レディーボーデン」2015年2月16日より、シリーズ新発売】)。



↑ 大人のひととき レディーボーデンラインアップ
↑ 大人のひととき レディーボーデンラインアップ

今回登場する新シリーズはロッテの既存アイスクリームブランド「レディーボーデン」の小柄サイズ版。同シリーズでは470ミリリットルサイズの大型カップ版や、75ミリリットルの小型パックのセット、同コーンタイプのセットなどが発売中だが、単品で一人分となるサイズの商品は未発売。一方、昨今では増加するシニア層の高品質商品への興味関心の高まりを受け、コンビニのプライベートブランド食品に代表されるように、通常品より高品質で少量スタイルによる提供スタイルの食品が多数登場し、需要に応える形となっている。

そこでロッテアイスでは高品質がセールスポイントの「レディーボーデン」ブランドにおいて、シニア層の需要に合うように、同シリーズの少量タイプを展開し、この需要に応えることとなった。

ラインアップは全部で9種類。カップタイプはバニラ、チョコレート、ストロベリー、抹茶、コーヒー、クッキーと定番の味わいをずらりと揃え、内容量は85ミリリットルと小柄に抑えることで、シニア層でも残さず食べきれるものとしている(「爽」シリーズは190ミリリットルなので、その半分弱)。バータイプはチョコナッツバーとチョコバーの2種類で内容量は80ミリリットル。そしてひと口タイプは生チョコの1種類で、内容量は10ミリリットルが4個入り。

価格はいずれも100円前後で、1回分の食べきりサイズを100円プラスαで用意できることになる。多種多様な種類を取りそろえ、気分に応じて選ぶ食べ方もできるというものだ。

ロッテアイス側では今回の「大人のひととき レディーボーデン」に関して「豊食時代を経験した」「消費リーダーの中枢を担う」団塊シニア世代をターゲットに据えると宣言している。当然それらの層に向けたアピール力は大きいが、お手軽な量と価格、ちょっとリッチな品質の組み合わせは、食事のアクセントとしても適した存在となり、女性陣にも大いに受け入れられる感は強い。また今シリーズのセールスが堅調に推移すれば、同社の他ブランドの少量タイプ版の登場も期待できよう。


■関連記事:
【定年前後のシニア層、間食は男性半数・女性8割が「週一以上」】
【シニア世代に向けたケチャップのラブコール・カロリーや塩分など半分で、トマト感しっかりな「カゴメケチャップ ハーフ」登場】
【これはイイかも・バヤリースオレンジに小容量280ミリリットルボトル登場】
【世代別・単身世帯のお菓子支出比率をグラフ化してみる(家計調査報告(家計収支編))(2014年)(最新)】



スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー