新御膳は麦とろ・吉野家の健康志向食品第三弾は「麦とろ牛皿御膳」

2015/07/23 05:10


麦とろ牛皿御膳吉野家は2015年7月22日、新メニューとして「麦とろ牛皿午前」を同年7月27日午前10時から同社店舗で提供を開始すると発表した。価格は580円、大盛り610円。また牛皿の代わりに鰻皿を提供する「麦とろ鰻皿御膳」も同時に提供する。こちらは並盛が880円、大盛りが910円(以上、いずれも税込)。持ち帰りは不可(【発表リリース:吉野家 健康商品第3弾『麦とろ牛皿御膳』新発売】)。



↑ 麦とろ牛皿御膳など
↑ 麦とろ牛皿御膳など

吉野家では今年の商品開発コンセプトの一つとして「健康志向」を掲げており、5月には野菜をメインに据えた「ベジ丼」シリーズ、6月には朝食時間帯限定の「豆腐ぶっかけ飯」「鶏そぼろ飯」を開発・提供を開始している。今回登場する「麦とろ牛皿御膳」などは、その「健康志向」食品の第三弾となる。

今商品ではとろろをメインに麦めし、おくらのような食物繊維が豊富な食材を取りそろえ、さらに定番メニューの牛皿をセットとし、「がっつりヘルシー」なるコピーが似合うラインアップとしての提供となる。とろろは長芋を粗くすりおろすことでサクサクとした食感を残し、麦めしはとろろとの相性が良い押し麦を用いている。

説明には「これからの夏場にも、さっぱりと召し上がっていただける」とあり、暑さで食欲が減退しがちだがスタミナをつける必要性を覚えた時に、牛皿や鰻皿と合わせて麦とろをいただくことで、ほどよいあっさり感を得られることを目指しているようだ。

ベジ丼や豆腐ぶっかけ飯、鶏そぼろ飯も、これまでの牛丼屋としての吉野家としてはあまり想像がしにくい、そして和食を中心とした食堂で提供されそうなメニューに違いなく、新鮮味を覚えさせる。麦とろ飯と牛皿などの相性がどこまでなのか気になるところではあるが、「御膳」名を付けるあたり、同社の本気感を覚えさせるメニューには違いない。


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