【更新】明日来るどころか今日に来る! アマゾンジャパンが「当日お急ぎ便」開始
2009/10/02 05:08


注文時に該当する商品には「お急ぎ便」に関するデータが表示される。「当日お急ぎ便」が利用できるものは、お届け日が当日となっている。

注文確定直前の画面。配送方法で「通常配送」以外に「当日お急ぎ便」が表示される。「当日-」が利用できない商品は「お急ぎ便」が選択肢として表れる(場合もある)。
今回新たに始まる「当日お急ぎ便」は現在行われているサービス「お急ぎ便」のオプションのようなもの。一律500円(税込)で関西地方(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)、関東地方(東京・神奈川・埼玉・群馬・栃木・茨城・千葉)において、所定の時間内に注文を確定すれば、当日の商品到着・受け取りができる。注文時間については、個々の商品の詳細ページにて確認が可能。なお一部の商品や地域、支払い方法、アマゾンマーケットプレイスでの注文、コンビニ受け取りなどの場合は対象外。
「お急ぎ便」と「当日お急ぎ便」の違いは、料金と到着までの時間が異なる点にある。料金は前者が350円、後者は500円(それぞれ税込、商品の合計金額にかかわらず)。到着期日は前者が注文確定翌日から3日後まで、後者が注文確定当日に商品が到着するというもの。利用者はどちらかを選択できるわけではなく、届け先や注文時間帯、商品によって、いずれか一方しか選択できない仕組みとなっている。
なお解説によると今回の「当日お急ぎ便」の開始とあわせて、「東京23区内への当日お急ぎ便は注文確定時間が他地域よりも長い」「関西と関東ではお急ぎ便は翌日到着」「四国・九州はお急ぎ便で翌日到着商品が増加」などの状況改善が行われたのこと。
また、アマゾンジャパンの会員制プログラム「アマゾンプライム」(年会費3900円(税込))では、「通常便」「お急ぎ便」「当日お急ぎ便」も無料・無制限で利用ができる。
先日【アスクルが意外にあなどれない件について】でアスクルの件について記事にした後、「明日来るどころか注文した当日に来る場合もあるよ」という意見を多数いただいた。当初は画期的なサービスといえた「お急ぎ便」も、他社の企業努力で大きなアドバンテージを確保し続けることは難しい状況にあるといえる。今回の「当日お急ぎ便」はそのような状況下において、アマゾンジャパンがさらに「一歩先へ」踏み出すためのサービスなのだろう。
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