モスバーガー、ホットドッグとチリドッグをミニサイズ化して廉価で発売
2009/10/08 07:54


新しくなった「ホットドッグ」と「チリドッグ」
同社がこれまで発売してきた「ホットドッグ」と「チリドッグ」は1987年に発売を開始したもので、、天然羊腸を使用した粗挽きソーセージが特徴の商品。今回は品質をそのまま維持し、分量と価格を変更し、より小さなサイズ(約3/4)での提供という形になる(現行サイズのものは販売を終了する)。
モスバーガーでは主力のハンバーガー類において、定番商品を軸として商品ボリューム(量)ごとに、上位価格帯の“ボリュームゾーン”、中位価格帯の“レギュラーゾーン”、下位価格帯の“ライトゾーン”の3つの価格帯で商品展開を行っている。今回は量を変更することで、「ホットドッグ」と「チリドッグ」をライトゾーンに移行させ、先に100円台に移行したハンバーガーやチーズバーガーと共に軽い朝食や、昼食・朝食のプラスワン商品、軽食などの需要に応えるとしている。
【ご飯2.5倍・肉は6倍! すき屋が「牛丼キング」を展開】でも少し触れているが、昨今のファストフードだけでなく外食・小売り向け食品市場においては、いわゆる「メガブーム」は沈静化し、逆にミニサイズのを多分に展開して消費者の選択肢を豊富に用意する「ミニブーム」の様相を呈している。これは消費者側の倹約志向も一因。
今回のモス側の「ホットドッグ」「チリドッグ」のミニサイズ化と価格引き下げがどのような効果を生みだすことになるのか。モスファンの人にとっては気になるところだろう。
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