「「熱中症の怖さを伝えても微動だにしない」猛暑なのに冷房をつけない頑固な老親が素直になる必殺フレーズ」へのコメント

2024/06/17 18:28



厚労省の人口動態統計によると、熱中症での死亡者は圧倒的に高齢者が多く、8割台が65歳以上の高齢者で占められています。その死亡者の発見場所としては、自宅(家)がもっとも多く、「詳細不明の場所」(実質的に家かその近所)が次いで多い状態です。

国立環境研究所の「熱中症患者速報」でも、高齢者の熱中症による搬送者数の半数以上は住宅・老人施設でとなっています。次いで道路・駐車場が多数。日本救急医学会の「熱中症の実態調査」によると、熱中症による搬送者に関して、世代別では高齢層ほど「エアコンの設置はしていたが停止中」の事例が多く、そして(年齢を問わず)エアコンが停止状態で搬送された熱中症患者ほど病症の重症度が大きいとの結果が出ています。

高齢者は本文指摘にある要素以外に、操作が分からない、加齢で温度感がにぶり暑さを実体感ほど認識できないことで、エアコンを使わない事例が想定されます。くれぐれもご注意を。

あとは……例えばエアコン稼働が不可欠なペットを飼うよう勧めるのもよいかもしれません。ペットのためにエアコンつけようよ、という動機づけを与えるわけです。

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