「あと10年は乗りたい」進まぬ免許返納 減らない高齢者の事故 返納後は6割超が「不便になった」への解説コメント

2024/06/19 16:22



内閣府の「高齢者の交通安全対策に関する調査」によると、65歳以上の調査対象母集団において免許自主返納者は44.5%。返納した理由でもっとも多かったのは「自身の運転に自信がなくなった」で29.6%、次いで「高齢ドライバーによる重大な事故のニュースを見て」22.5%、「自身で運転するのが疲れるようになった」13.2%、「家族など周りの人に勧められた」12.6%などとなっています。

他方、自身の安全運転への自信ですが、免許保有者は70.1%があると回答していますが、自主返納者は36.8%にとどまっています。また免許保有者の運転理由として「買い物などお店に行くため」がもっとも多く82.0%、次いで「趣味で外出するめため」51.0%、「通院のため」46.3%などとなっています。

年齢で一律返却が一番簡単ですが、肉体的な衰えは個人差があるので難しいのが実情。そのため、高齢層に入ったら免許更新を頻繁化させ、試験を厳密化するは現実的な話に違いなく。買い物の手段としての交通手段がなくなる云々は、他の免許制度と比較して物事を考えるのが一番かもしれません。免許の要らない場所への転居を極力サポートするのも一つの手かな、というのが自論ではあります。

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