50歳からあと20年 70歳まで働く選択肢が当たり前の時代に 企業が人手不足で「シニア活用」に注力への解説コメント
2024/06/20 17:21
【不破雷蔵さんのコメント】シニア側の収入を伴う労働意欲そのものについてですが、内閣府の「高齢者の経済生活に関する調査」(60歳以上の男女対象)によれば、働ける限りはず...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/9CvMhvqloC
— 140gnews (@140gnews) June 20, 2024
シニア側の収入を伴う労働意欲そのものについてですが、内閣府の「高齢者の経済生活に関する調査」(60歳以上の男女対象)によれば、働ける限りはずっと働きたいとする人は20.6%に達しています。具体的年齢としては、65歳までが25.6%、70歳までが21.7%、75歳11.9%、80歳4.8%。ただし、回答者の年齢別に見ると、60代前半では65歳、60代後半では70歳がもっとも多くなっています。
また内閣府の「生活設計と年金に関する世論調査」(18歳以上対象)によれば、何歳までお金もらえる仕事をしたいかとの問いに対し、全体では64.4歳まで。これが60代になると男性66.8歳・女性63.5歳、70歳以上では男性69.9歳・女性63.9歳となります。
そしてその年齢まで働きたい理由としては「生活の糧を得るため」が最も多く75.2%、次いで「いきがい、社会参加のため」36.9%と続いています。
労働力人口はともかく、「適度な支払で済む労働力」、言葉を変えれば都合のよい隷属労働力を得難くなっているのは事実で、その取得先に高齢者を求めるのは、今の経営者の多分には選択肢の一つとしてありえることには違いなく(すごく遠回しな表現)。一方で、いくら医療技術の進歩があっても、本人の意欲が高くても、高齢者は現役世代と比べて心身ともに衰えが生じているので、適材適所の考えが徹底していないと、困ったことになりかねないのが実情。
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