「結婚したくても、結婚できない人」が増え続けている“シビアすぎる現実”への解説コメント

2024/06/21 19:05



SMBCコンシューマーファイナンスの「20代の金銭感覚についての意識調査」で結婚と世帯年収との関係について2014年以降のデータを精査しますと、50%以上が「結婚を考えてもよい」とする世帯年収は

2014年…400万円
2015年…400万円
2016年…500万円
2017年…500万円
2018年…500万円
2019年…500万円
2020年…600万円
2021年…500万円
2022年…600万円
2023年…600万円

と、確実に上昇しています。それだけ高年収でないと結婚は難しいとの認識になっているわけです。詳細の限りでは、特にコロナ禍で大きくハードルが上がった傾向があります。他方、世帯年収を問わず結婚したい、つまり年収は結婚に影響しないとする人は、2014年では16.8%でしたが、2023年では14.5%と減っています。

ただ、この本文、後半部分で「シングルマザーやシングルファザーに対するサポートの強化や、パートナーシップ制度の導入など、多様な家族形態を尊重する政策が求められます。若者が安心して結婚や出産を考えられるようになれば、少子化の問題解決にもつながるでしょう」とあるけど、正直的外れで少々驚きを覚えたりします。若年層の結婚離れは金銭的な問題が要であると直前まで説明しておいて、いきなりこれが出てくるのはねえ…。

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