35歳独身で貯金が「ゼロ」だという息子。貯蓄のない30代独身の人は多いのでしょうか?への解説コメント

2024/06/27 15:20



貯金に関する話で「知るぽると」の「家計の金融行動に関する世論調査」がよく使われますが、ここで貯金がゼロの人として使われる「金融資産がゼロ」の人は、「預貯金や株式などの金融商品を列挙し、そのいずれも保有していない」あるいは「預貯金は有るがその中で運用または将来の備えがゼロ」の人が該当することに注意が必要です。

昨今ではクレジットカードの支払いに代表される口座からの自動引き落とし制度の利用が日常化し、預貯金口座を運用や将来への備えと、日常的な引き落とし口座としの兼用として使うケースが増えています。また、預貯金の金利がほぼゼロのため、貯蓄目的としての預貯金、特に定期や定額の預貯金の意義がほとんど無くなり、預貯金口座への預け入れを貯蓄と認識していない人は少なからずいるはずです。

なお預貯金口座・証券口座などの口座の無い人は、単身世帯では全体で2.2%、30代ですと3.4%となっています。

まぁ、実際、よほどお金に余裕がある人でないと、明確な区分をした上での貯蓄までできてる人はさほど多くないのではという気がする。自動積立とかね。なおSMBCコンシューマーファイナンスの20代の金銭感覚についての意識調査によると、20代後半で平均貯蓄は91万円だそうで。

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