「もっと早くがんを見つけていればよかったんですよね。悔やんでも悔やみきれません」…検診を受けていたら結果は変わった?への解説コメント

2024/07/04 15:16



厚労省の国民生活基礎調査によれば直近のがん検診受診率は次の通りで、この値は調査年ごとに増加をしていますが、それでもまだ5割前後にとどまっています(男性/女性、%)。

胃がん(過去2年間)…53.7/43.5
肺がん…53.2/46.4
大腸がん…49.1/42.8
子宮がん…-/43.6
乳がん…-/47.4

また人口動態統計によれば、がんの場合、男性は「肺」「大腸」「胃」、女性は「大腸」「肺」「膵臓(すいぞう)」の順に死因部位率が高いのが現状です。

内閣府のがん対策に関する世論調査によると、がん検診を受けない人にその理由を尋ねると(%)、

心配な時はいつでも受診できる…23.9
費用が負担…23.2
時間がない…21.2
健康に自信がある…16.6
検査での苦痛に不安…16.6
がん発覚が怖い…16.2
検診対象者ではない…11.2
検診を知らない…8.1

となっています。

個人的なあれこれもあわせて、がん検診は機会が得られるのなら積極的に受けるように。無ければ自分で作ってでも。また、検診したからがんが発見されうるのであって、検診したらがんが発現するわけではないことに注意が必要。そして、がん検診だけでは見逃しのリスクは否定できないので、法定検診は念入りに。そして何か体に違和感を覚えたら、躊躇することなく診察を。

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