若年層の1割が痴漢被害の経験あり…場所は電車内が最多で警察に相談は8%どまり 内閣府が初調査への解説コメント

2024/07/04 15:19



今件は男女共同参画局発表「「若年層の痴漢被害等に関するオンライン調査」報告書」で確認できます。痴漢被害経験者か否かのスクリーニング調査の上での本調査実施ですので、オンライン調査なこともあわせ、高い精度が期待できます。一方で16~29歳を対象にしたものですが、実際にはそれ以下の若年層も痴漢被害を受けている可能性は十分にあります。

痴漢被害者は全体調査の10.5%ですが、女性に限れば13.6%、男性では3.6%と、男性でも一定数の被害を受けているのもポイントです。受けた場所は圧倒的に電車が多く62.8%、次いで路上13.0%、商業施設4.3%、その他公共の場3.7%、駅構内(階段など)2.7%、バス2.6%となっています。

なお加害者の性別ですが、被害者が女性の場合は異性89.0%・同性1.0%・不明10.1%なのに対し、男性では異性42.5%・同性44.1%・不明13.4%となっています。男性の痴漢被害では、男性から受けた人の方が多いというのは、ちょっと衝撃かもしれません。

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