キャッシュレスをほぼ使用しない「現金派」の母。現金を持つメリットは何ですか?への解説コメント 

2024/07/07 12:21



知るぽるとの「家計の金融行動に関する世論調査」の最新版から、単身世帯・60~70歳代における日常的な支払決済手段の実情を記しておきます(現金/クレカ/電子マネー、%)。

・1000円以下
 60歳代…55.3/34.8/46.1
 70歳代…66.9/36.2/39.3

・1000円超~5000円以下
 60歳代…42.3/53.2/40.4
 70歳代…43.2/61.3/34.4

「母」の具体的属性は不明記なので判断は難しいですが、日常での支払いで現金を使うのは珍しいことではありません。

キャッシュレスは使える限りでは便利に違いありませんが、支払い手段が多様に及ぶためすべての管理をするのが面倒になることや、手続きが複雑で覚えきれない、(スマホアプリでないと)カードの持ち運びが大変などの短所があります。その点、現金ならば1種類で、ほぼ確実に支払いができるため、楽には違いありません。

また胡散臭い質問で無理やり記事を仕立て上げるファイナンシャルフィールドの話ではあるけど(これがビジネススタイルというのなら別にかまわないけど、それならば「質問は架空のものです」との言及をしないと少なくとも信義則に反する)、カードのポイント付与などのメリットがなぜ生じるのかを考えれば、それを使わない場合の効用は分かりそうな気もしますけどね。あと、高齢層の場合は慣習が抜けないってのもありそう。

そもそも現金の場合、額面別以外の種類はないけど、カードやアプリの場合は、使う種類分だけ持たねばならないし、それぞれの操作は別なので覚えるのも大変。カードだと財布がパンパンになってしまう。

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