熱中症の疑いで高齢女性(70)死亡…自宅のエアコンのない部屋で 心肺停止状態で搬送されるへの解説コメント

2024/07/08 17:26



総務省の消費動向調査によると、60歳以上の単身女性におけるエアコン普及率は86.8%と、単身世帯全体の83.5%より、むしろ高い状態にあります。しかし「同居する家族から」「女性が倒れた室内に、エアコンはなかった」との文言から、女性は家族と同居し、その住宅内では倒れた室内以外にはエアコンが存在していたことが考えられます。

日本救急医学会の熱中症の実態調査によれば、熱中症で搬送される患者において、高齢者ほど「エアコンの設置はしていたが停止中」の事例が多い結果が出ています。高齢者がエアコンを嫌う理由は多々ありますが、電気料金の節約以外に、リモコン操作が困難、人工的な冷風を嫌う、生活習慣を変えられない、老化で自身の体調の変化や暑さを感じにくくなっているなどがあげられます。

昨今のような暑さの中、同居人に高齢者がいる世帯では、エアコンは生命維持装置的な考え方で接するような心がけをお勧めします。

…これも少々首をかしげる話で。文面の限りでは同居人がいてエアコンもある住宅内で起きてるということになるのですよね。該当女性は体調不良か何かで自室にいたのか、あるいは寝たきりになっていたのか。普段の生活様式のままでいて、高温による熱中症の症状に気がつかなかっただけの可能性もありますが。あるいはエアコンがある部屋に移動しても、節電か、エアコンが嫌いか何かでつけることはないので、あえてエアコンの無い自室に閉じこもっていたのか…

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