東京新聞、23区除き夕刊終了へへの解説コメント
2024/07/18 18:09
【不破雷蔵さんのコメント】朝刊以上に夕刊は需要が急減しています。購入機会の多くは帰宅時の会社員によるものですが、スマホにとってかわられているのが実情。新聞通信調査会の...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/Q4NQ7jKT6B
— 140gnews (@140gnews) July 18, 2024
朝刊以上に夕刊は需要が急減しています。購入機会の多くは帰宅時の会社員によるものですが、スマホにとってかわられているのが実情。新聞通信調査会の定点観測調査である「メディアに関する世論調査」でも、2018年度から夕刊の区分が事実上なくなり、夕刊の影響力は誤差の範囲内と解釈したことが推測されます。
日本新聞協会の公開値によれば、2023年時点で夕刊単独の販売部数は全紙で45万2592部に過ぎません(加えて朝刊とのセット部数が445万6199部)。2000年時点では181万8606部でしたから、前世紀末から1/4以下に減少しています。
東京新聞の夕刊部数の具体数は分かりませんでしたが、例えば読売新聞なら東京都だけで37万6725部となります。どの社でも東京だけは夕刊の部数がけた違いに多く、東京新聞が今回23区だけは残したのも、まだ23区だけはそれなりに部数を維持できているからとの判断でしょう。
朝刊と夕刊のセット販売で夕刊の多分は支えられているようなものですし、そのも何となくとか強い意思の上での選択ではないので、直に単独販売数同様に急減してくるはず。そも、夕刊の意味合いは現在ではほとんどなくなっていますから、仕方ないでしょうね。他社が続くのは時間の問題かと。
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