父が「そんなに暑くないから」と、気温30度越えでも冷房をつけません。「熱中症」が心配なのですが~の解説コメント

2024/07/19 17:58



日本救急医学会の「熱中症の実態調査」によれば、熱中症で受診した事例に関して、高齢層ほど「エアコンの設置はしていたが停止中」の事例が多く、そして(年齢を問わず)エアコンが停止状態で搬送された熱中症患者ほど病症の重症度が大きいとの結果が出ています。故障していたからではなく、多分に本人の意思でつけず、それが災いして熱中症を発症してしまうケースが多々あるようです。

高齢者が熱中症のリスクにもかかわらず冷房をつけないのは、節約以外に、老化により体感温度の変化認識が鈍くなり暑さを感じない、暑さによる体調不良を「いつものこと」と勝手判断してしまう、人工的な冷風を嫌う、さらには昔はつけていなかったからと慣習的な認識をしていることもあり得ます。

熱中症になると電気代の何倍、何十倍もの費用がかかり、死のリスクすらあります。いまやエアコンは生命線との認識が必要でしょう。

エアコンと高齢者と熱中症の話は、数か月前にほぼ同じ趣旨のをFFで見た記憶があるのですが、気のせいですかね…はともかくとして。高齢者がエアコンを使わない理由は一元的なものではないから、なんとも言い難いものがあるけれど、打てる手はがつがつと打っていくのが一番。熱中症を発症して入院したら一日数万円はかかるだろうし、命すら失いかねない。

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