広がる若者の孤独死 3年間に東京23区で742人確認、発見に死後4日以上が4割超への解説コメント

2024/07/22 16:14



今件は東京都監察医務院サイト内の「東京都監察医務院で取り扱った自宅住居で亡くなった単身世帯の者の統計」で詳細を確認できます(現時点で令和2年分が最新)。自宅住居で異状死で亡くなった単身世帯の者ですから、本文にある通り孤独死に該当する次第です。

直近の令和2年分の値を確認すると(男性/女性)

15歳未満 -/-
15~19歳 3/2
20~24歳 26/20
25~29歳 40/37

となり、男性だけでなく女性でも孤独死が多数発生しているのが確認できます。なお高齢者になると

65歳以上 2702/1505

と、毎年千人単位となっています。

また警察庁では令和6年1~3月分における孤独死の実情を統計・発表しており、それによると該当年齢層では(人)

15歳未満 0
15~19歳 19
20~24歳 83
25~29歳 133

65歳以上 17034

となります。

取材というか、随分前から東京都監察医務院サイト内でこの情報は開示されていて、最近になって警察庁で似たような話を統計として初めて出したので合わせて…という感じなのでしょうが。

ただ統計の限りでは、高齢層と若年層だけでなく、中年層もまた、というのが実情。実際、数そのものは中年層の方が多い(例えば35~39歳では男性58人・女性18人が該当)。

また、孤独死は概して男性の方が多いのもポイントですね。本文では触れられてないかな。

東京都監察医務院で取り扱った自宅住居で亡くなった単身世帯の者の統計
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansatsu/kodokushitoukei/index.html

令和6年第1四半期(1~3月分)(暫定値)における死体取扱状況(警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者)について
https://www.npa.go.jp/news/release/2024/20240515001.html

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