日本の酷暑で1000人超の命が奪われている…「水分と塩分をいっぱい摂る」だけでは熱中症を予防できないワケへの解説コメント

2024/07/22 16:21



熱中症による死者数は厚労省・人口動態統計において、死因のうち「自然の過度の高温への曝露(X30)」が該当します。熱中症による死亡者数は(人)

2009年 249
2010年 1731
2011年 948
2012年 727
2013年 1077
2014年 529
2015年 968
2016年 621
2017年 635
2018年 1581
2019年 1224
2020年 1528
2021年 755
2022年 1477

となり、2018年以降はほぼ毎年1000人超えを記録。

なお死亡者数と高齢層比率は相関関係にあり、2001年当時は60.1%が、2022年では85.9%(3年平均計算)。年齢階層別の増加度合いも、40代まではおおよそ1倍台内外にとどまり、50代で2倍台、60代以降は3倍~8倍台に。高齢者数の増加に加え、高齢者が熱中症で亡くなりやすくなっている可能性が。

気温の上昇なども一因だけど、高齢者の増加も熱中症による死亡者増加の原因…かと思ったけど、それに加えて、高齢者内における熱中症への耐性的なものの問題もある気が。人口区分で概算しても、たとえば70~74歳の人数が21世紀に入ってから8.74倍も増えるとは思えないので。その分が、気温増加に影響を受けている…というのもオーバーな気が。

熱中症による死亡者の動向(人口動態調査版)(最新)
https://medi.ldblog.jp/archives/2282565.html

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