エアコンの室外機に「日よけカバー」をつけている家を頻繁に見かけますが、実際のところ「節電効果」はあるのでしょうか?への解説コメント

2024/07/24 17:40



ダイキンの公式サイト内コンテンツ「お部屋の外の室外機もチェックしよう」ではエアコンの室外機に関して多様な技術や実情が語られていますが、その中で「室外機に直射日光が当たりっぱなしになっていないかな?」として、「室外機に太陽の光が直接当たっていたり、地面に反射した太陽の光に照らされたりしていると、そのまわりはとても温度が高くなってしまう。そうすると、室外機が熱をすてられなくなって、多く電気を使うことになってしまう」ので、室外機に日陰を作ることを推奨しています。ただし同時に「室外機が熱をすてることができるようにしておくことが大事」ともしています。

また関西電力などによる論文「空調室外機への省エネ対策効果検証結果について」では、室外機の遮光や散水などで得られる省エネ効果を検証し、結果として「室外機を遮光することで10%程度の省エネ効果が確認できた」としています。

遮光時の注意は必要ですが、効果はあると見てよいでしょう。

今件については具体的な裏付け資料がなかなか見つからなかったので、今回の解説コメント記述の際に調べ直して、ようやく見つけてひと安心という感じです。特に関西電力の論文では、室外機に水かけしたり、打ち水をした効果についても書かれてあったのでハッピー。

あとは、コンビニが調査したという話で、室外機に遮熱塗料を塗ったら効果があったよとの話もありました。いいね、これ。

お部屋の外の室外機もチェックしよう
https://www.daikin.co.jp/school/electricitysaving-summer/challenge02

空調室外機への省エネ対策効果検証結果について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shasekinki/2012/0/2012_61/_article/-char/ja/

室外機断熱塗装で節電!
https://g-and-t.co.jp/service/power-saving/

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