トランプ氏陣営、NATO加盟国に国防費GDP比3%求める案への解説コメント

2024/07/24 17:53



軍事研究機関のストックホルム国際平和研究所発表の最新軍事レポートによると、主要国(軍事費上位国)の軍事費対GDP比は次の通り(2023年時点)

米国…3.36%
中国…1.67%
ロシア…5.86%
インド…2.44%
サウジアラビア…7.09%
英国…2.26%
独国…1.52%
ウクライナ…36.65%
仏国…2.06%
日本…1.20%

軍事費だけでなくGDPにも影響されますが、新興国では増加、先進国では減少の傾向にあったものの、ここ10年ほどは中国での軍事拡大に影響される形で、そしてここ数年に限ればロシアによるウクライナへの侵略戦争(とその前哨戦)で大きな伸びを示しています。

以前のトランプ政権下では国防長官が日本を含めた同盟国に対して国防費の対GDP比2%を求めると表明しており、今回も同様の話が出てくる可能性は否定できません。

NATOに3%を求めるのは、ロシアの動向によるものでしょうね、と。金額目標ではなくて対GDP比目標だから、経済発展をさせて云々ってわけにもいかないし、米国はすでに3%超えてるから「うちはできてる、お前らも」ってポジなのかもな、と。

日本には前科もあることですし、また2%云々を言ってくるのは間違いないでしょう。

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