日本は12.4年! クルマの「平均使用年数」が年々延び続けている根本理由への解説コメント

2024/07/26 17:47



内閣府の消費動向調査によると、直近2024年において、乗用車(新車)を買い替えた世帯(総世帯)は6.0%、買い替えまでに旧車を使っていた年数は9.3年との結果が出ています。この買い替え年数は年々伸びる傾向があり、長期データが取れる二人以上世帯では1993年時点で5.5年だったのが、直近の2024年では9.1年となっています。

なお乗用車の普及率ですが、総世帯全体では新車50.7%・中古車27.6%ですが、世帯主の年齢階層別に見ると(新車/中古車、%)、

29歳以下 25.6/28.6
30代 43.0/34.2
40代 53.5/30.6
50代 57.1/31.1
60代 58.2/27.9
70歳以上 46.1/22.1

となり、若年層は中古車を好む(・価格面で選ばざるを得ない)傾向があります。特に29歳以下では新車よりも中古車の方が多い結果となっています。

12.4年ってちょっと長いような…と消費動向調査で確認したら、国内の調査の限りでは9.3年との結果。買い替えではなく、使いつぶしてもう乗用車は乗らないという人も勘案すると10年ぐらいになるのかもしれません。

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