親が知らぬ間に190万円の高額課金も オンラインゲーム課金に注意!親のスマホやカードの場合「お金が戻る事はほとんどない」への解説コメント

2024/07/30 17:02



内閣府の「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、保護者から見た子供のインターネット上の困った経験行動として、保護者が知らないうちにゲームやアプリで課金したとの経験がある人は2.1%に達しています。子供の男女別では男子が3.2%・女子が1.0%と、男子の方が多い結果が出ています。

消費者庁でも「オンラインゲームの課金トラブルにご注意ください!」、国民生活センターでも「子どものオンラインゲーム 無断課金につながるあぶない場面に注意!!」など、注意喚起のページで情報提供をしています。契約当事者が小学生・中学生・高校生のオンラインゲームに関する2022年度の相談件数は4024件で、契約購入金額の平均は約33万円との結果もあります。

子供の感覚では画面上の金額は単なるポイントと見え、現金との連想はつきにくいのも一因でしょう。お金とネットに関する教育指導が必要かもしれません。

大人でも重課金してしまうぐらいだから、感情的に歯止めが効きにくい子供なら、高額課金をしてしまうのも仕方がない、しかもそれが保護者に止められている・自分では支払いが不可能な額でも…という実情がある一方、色々な手立てを講じて子供の暴走を止めようとしている保護者の努力を無にする形で、子供の重課金事件という悲劇が起きてしまうのも事実。

解説でもちらりと触れていますけど、やはり画面上の金額と、実際の現金との連動が脳内でまだしっかりと出来ておらず、誘惑に負けてしまうのでしょう。画面上の1万円は、実際の現金1万円と同じ。それを保護者に無断で使ったら、それは保護者から1万円を盗んで買物をしたのと同じだと、どれほどの子供が理解しているか。

オンラインゲームの課金トラブルにご注意ください!
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_022

子どものオンラインゲーム 無断課金につながるあぶない場面に注意!!
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240313_1.html

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