「年金月35万円・貯金6,000万円」の60代夫婦、海外旅行に韓国ドラマ…趣味三昧の老後が終焉。きっかけは「ひとり娘のまさかのひと言」への解説コメント

2024/07/31 17:54



近居に関してはいくつかの統計値が出ています。国立社会保障・人口問題研究所の全国家庭動向調査によると、親と別居している妻において、その親との距離が近い・事実上近居といえる距離に住んている人の割合を示すと(敷地内別居/普段の交通機関で15分未満、%)

妻の父…3.3/20.4
妻の母…3.7/21.7
夫の父…6.1/18.5
夫の母…6.9/19.8

となり、妻の親より夫の親の方が、父親より母親の方が、近居をしているとの結果が出ています。

また総務省の住宅・土地統計調査によると、単身高齢世帯において、子供の居住地との距離は徒歩5分以内が8.4%、15分未満が12.9%となり、2割程度が近居状態にあります。これが高齢夫婦世帯になると、3割近くにまで増加します。さらにこの近居スタイルは、年々増加の傾向にあることが確認できます。

イラっとするような内容のタイトル文だけで設問を終えてしまうフィナンシャルフィールドの記事。その本文のあれこれはさておくとして、近居について語られていたので、その補足。実のところ、親世帯(高齢者世帯)側の安全性を考え、近居にした方がいいのではとの考えは少しずつ広まっているのが実情。遠いと盆休みと年末ぐらいにしか帰郷できないというケースも多々あるでしょうし。

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