「令和のブラックマンデー」に涙目…「新NISA」で損した投資家は”カモ”にされたのか?SNSでウワサされる「陰謀論」の真偽への解説コメント

2024/08/07 18:18



「令和のブラックマンデー」に涙目…「新NISA」で損した投資家は”カモ”にされたのか?SNSでウワサされる「陰謀論」の真偽への解説コメント

NISAなり新NISAは口座で投資した金融商品から得られる利益が原則非課税になる制度で、2024年からは上限枠が拡大され保有期間が無制限になり、「つみたて」と「成長投資(旧一般)」の併用が可能など、長所が拡大しています。

新NISAですが、年間で「つみたて」は120万円、「成長投資」は240万円が上限。2024年開始の制度ですので、新NISAで損云々は最大360万円分が対象となります(旧NISAの分は新NISAへは引き継がれません)。

そしてNISAにしても新NISAにしても、中長期投資を前提とした制度であることに注意が必要です。

またGPIFに関しても、含み益の減少が生じた時にのみ騒がれ、増加した時には沈黙が貫かれる傾向があることにも注意が必要です。本文指摘の通り、「年金ファンドの運用は長期的な視点で行われるべきであり、一時的な市場の変動に過剰に反応することは適切ではない」のです。

自分がネガティブな影響を受けた時には、陰謀論を持ち出してそれのせいにすれば気が休まるという話は、よく耳にするネットミームではありますが。元々NISAも新NISAも中長期投資が前提の制度である以上、一度株価が大きく下がって大騒ぎすることにどれほどの意味があるのか、むしろそういう騒ぎを好む人はNISAを使う事に向いてないよ、というわけで。

スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー